レオの趣味生活 加古川ガレージ日誌

折りたたみ自転車の散歩がメインです(^^♪

姫路市御着の軍用鉄道 その4

10年以上放置していた記事の続編です。

山陽本線御着駅から白浜町へ至っていた、

軍用白濱鉄道の廃線跡調査を、サイクリングがてら行ってきました。

www.rabbits301.com

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今回はちゃり使用調査なので、狭い道も余裕です。

調査対象は、御着駅南の本郷集落、本郷神社付近です。

現代の航空写真を見ると、本当に何もないのはわかっていますが、

念のため雰囲気だけでも見たいのです。

 

まずは御着駅南の新幹線高架沿いを東へ向かいます。

現在は新幹線の高架下となっている箇所が廃線跡です。

当然ながら何も残ってません。

水路を渡る箇所もすべて改修されており、痕跡は一切無です。

工業団地内で南へカーブします。

この辺りから南下していたと思います。

文化シャッターの倉庫付近にも一部空き地が残っていますが、

こちらはおばちゃんがいたので撮影できずです。

もう少し南下し、田園地帯に入った大年神社付近を調べます。

 

田んぼで作業していたおじさんに、

「戦後すぐに白浜への鉄道がなかったか?」と聞くと、

「知らない。あったならこの水路付近でないか?」とのこと。

60歳代の地元の方と思いますが、全く知らないようです。

 

大年神社前から北を眺めています。この水路のすぐ右手に線路敷がありました。

戦後すぐの航空写真に路盤が写っている箇所なので

間違いありませんが現地に痕跡はありません。

単なる平坦な空き地です。

自転車のすぐ左が線路跡です。

 

こちらは神社から西を見ています。

トタン倉庫の手間を左右に突っ切っていて、この場所は踏切がありました。

水路を超える箇所に橋台がないか確認しましたが、

どこも改修されており全く何もありません。

それどころか線路敷の土盛も徹底的に均され、

畑や田んぼに戻っています。

 

大年神社前から南を眺めますが、こちらも何もありません。

ヘタクソながら、当時の風景を想像したイラストを描いてみました。

神社の灯篭などは当時からあったでしょうから、

通過する汽車を眺めたんだと思います。

 

 

少し南下すると、ごく一部に線路敷が残っています。

この防草シートが敷かれているのが廃線跡です。

誰かが維持管理しているようです。

国が持ってるとすれば、内務省所管でしょうか?

 

更に南下すると、フットワーク付近に一部路盤が残存していますが、

こちらは10年前に調査済のため今回は行きませんでした。

なお、八家川から白浜までは本当に何もありません。

 

以上が調査結果です。

しかし自転車調査はいいですね、ラビットみたいにエンジン音もないし、

相当狭くても走行可能です。

廃線跡調査に折り畳み自転車は最適ですよ(^^♪