レオの趣味生活 加古川ガレージ日誌

折りたたみ自転車で10年後にない景色を記録する旅

西讃・東予折りたたみ自転車お遍路みたいな旅 後編

自転車お遍路の旅の後編。

川之江の町を商店街アーケードで通過する。



非常に立派な全蓋式アーケードできれい。
しかし沿道の商店はやっているのか不明。

スナックローザの奥には立派な山門。
ローザの玄関も山門に負けじと凝っている。


クルマの多い市街地を抜けると、すぐに四国中央市。
左を見ると商店街のアーケードが見えたので左折する。

アーケードに出るとキング食堂の角だった。この食堂は見覚えがある。




確かどなたかのHPで見たはずだ。
しかし数年前に閉店したそう。
2012年ごろまでは現役で、店内も非常にレトロだったらしい・・・

少なくとも外観が見れただけでもラッキーか。
アイスドリアン、食べたかったな。

次の角にも昭和な商店が。


少し奥に入ったところに鉄板焼き屋。



こちらは現役の模様。
こんな店で夜にポン酒を飲んだくれて、べろべろに酔いたいのだが、
なかなか実現しない。

伊予三島駅前。



しかし四国中央市なんて、インパクトのない市名だ。

インプレッサを買ったスバルの営業担当の方が、四国中央市出身と言っていた。
初めは位置がよくわからなかった。内陸にあるのかと思っていた。

 

駅前にあるマルキン食堂もチェックポイントである。

しかし運動のし過ぎなのか、あまり腹が減ってない。
家でじっとしていると減るのに、どうしてか。
入ってみたかったが次回の楽しみとする。それまで営業を続けてほしい。

 

その奥にはスナックチョットヨレ。


チョットヨル?でなく、「寄れ」。
ポップな字体で命令口調とはなかなかやるな。

この奈落の底につながるような階段を降りるんか?

怖いがな。

けど、ちょっとはまってみたいwww

 

駅前を過ぎ更に旧道を西へ向かう。
少し高台を走るため、右手に瀬戸内海が見える。

神社の桜は満開で、女子高生が花見をしていた。

道中で旧車発見。クラウンMS40の後期型。

ダイヤペットのミニカーでシャコタンになってたヤツ。

このクラウンかっこよくて大好き。

 

沿道のタバコ屋はことごとく閉店。


このショーケースを自宅ガレージに設けたいなあ。

伊予土居の駅に立ち寄った。



駅前通りが素晴らしいのである。



旧道角に食堂、そしてタクシー営業所と食堂2件、駅前旅館がある典型的なローカル幹線の駅前。

 

元旅館の妻面にはかわいらしい鯛の飾りがある。帰宅後写真を見ていて気付いた。

 



しかしタクシー営業所以外はすべて閉店していた。

駅前広場にある大衆食堂の松本屋は近年まで営業していた。




来てみたかったが時遅し。

簡易料理店の鑑札付き。

駅前旅館は誰が泊まったのだろうか。


自家用車が未普及だった蒸気機関車時代を彷彿させる施設。


駅前を出るとき、夫婦らしきお遍路さんに出会った。私が「お疲れ様です」と声をかけると向こうも同じように返した。仕事や義務でなく好きなことをやってるのに「お疲れ様」も変かな?と思った。

 

更に進む。この角店も個性を主張している。

意味ありげな門柱と後ろには立派な屋敷の廃屋。

 

予讃線踏切を渡る。

この数時間後には列車でここを通るはず。

 

立派な欄干の橋を渡る。

この箇所で外国人サイクリストとすれ違い、会釈する。

 

観音寺でうどんを食べてからすでに3時間ぶっ通しで走っている。
そろそろお茶がしたい。しかしコーヒーは飲みすぎた。
昭和なメロンソーダーのアイスフロートが飲みたい。
スマホで探すとこの先国道11号沿いにドライブインがあるようだ。
すでに新居浜が近いがそこを目指すことにする。

 

国道11号に合流し、新居浜に向けてだらだらした坂を上っていく。


しんどいが、粘着するようにゆっくりと登った。

目的地のドライブイン発見。

定休日の看板が出ている。仕方ない、そのまま進むか。

更に坂を上り、峠の頂上についた。



これを下ると目的地の新居浜だ。

お遍路の旅らしく、巡礼さんの宿の看板あり。

宿泊無料らしい。どんな宿だろうか?

 

国道11号の峠道を下っていく。

いきなり落差が現れたりして危ない。夜間だと落下の危険あり。

 

歩道が迂回する区間で変な動物を目撃。

猫かと思ったら立っている。よく見ると猿が4頭いた。
目を合わせないよう、無視して通り過ぎた。

 

新居浜の町に入り、やっと自販機を見つけた。

飲みものを買って休憩。

 

この後、別子銅山専用軌道の跡を見ようと思っていた。
しかしすでに16時前。そろそろ帰らないと帰宅がものすごく遅くなる。
後半のぶっ通し走行で結構疲れたので、市内見学は次回に回すことにした。

新居浜駅に向かう。駅にはEF210が停車していた。

彼もいろんなところを旅しているようだ。

 

新居浜駅に到着。別子銅山の積み出しでにぎわった町。


駅の観光案内所でクリームソーダを買って休憩。

ここから列車で丸亀に戻る。
道中に目撃した普通列車は2両編成で、下手したら単行もあるようなので、
下校時間の混雑が予想された。なので特急列車で帰ることにする。券売機で車両の最後尾席を確保して待つ。

 

昭和のオッサンはてっきり181系四国色のしおかぜが来ると思っていた。

ところが、時代が進んだらしく、ブリブリ言う気動車の181系でなく、私鉄のようなスマートな電車が来た。

席指定を間違えて、一番前の席を取ってしまった。
一番後ろなら自転車を席の後ろに押し込めたのに。
しかし列車はガラガラで、とりあえず隣に自転車を置いて様子を見てみる。

列車の車窓からは、さっきまで自転車で走っていた街道が見えている。
数時間前にあの道を自分が走っていたのが夢のように感じる。


桜咲く平和な讃岐街道はびっくりするぐらいエゲツなく古い建物はなかったけど、
瀬戸内海を眺めながら自力だけでまったり移動するのは、この上なく贅沢な旅だった。
今回の旅のテーマソングはこれ。


www.youtube.com

列車は1時間ほどで丸亀駅に着いた。
すでに帰宅ラッシュの時間である。駅で土産を買い、自転車を展開してハイエースに戻った。


すぐに瀬戸中央道に乗り、瀬戸大橋を渡る。

今回の四国もとても良い旅だった。

四国の平和な風景にココロが癒された。

瀬戸内海に沈む夕日を見ながら、今度は新居浜から松山までを走ってみたいと考え、今回の旅を終えた。

 

西讃・東予折りたたみ自転車お遍路みたいな旅 前編

★このブログはプロモーションを含みます

新年度に入り1週間経った。関係各所の挨拶も終わり、後は地道に作業を進めていく。いったん落ち着いたところで、休めるうちに旅にでることにした。

しかし年度末より体調がいまいち。あまり無理しない方がいいと思いつつ、朝4時40分にハイエースでN8を載せて自宅を出発。夜明け前の加古川を渡る。

 

6:20 朝日を受ける瀬戸大橋を渡る。

 

7:00 丸亀城前の駐車場に到着。


今日はここから西へ、旧道をなぞりながら新居浜を目指したい。

まずは公園トイレに行き体の準備。
天気は快晴、風はほぼ無風で気温7度。桜が咲いてきれいだ
公園で記念撮影。

ここから小さな自転車だけを頼りに旅に出発する。

私のtern verge N8は20インチの折りたたみ自転車。

ヘッロヘロで重い車体なら不安になるが、この自転車は非常に剛性が高く、

軽量ながらもガシッとしており、非常に頼もしい。

品薄になりやすく、買いたいときに買えないのは問題ですが・・・

↓下記は上位グレードのverge D9

 

 

早速丸亀市内をうろうろ。
ところどころに重厚な古い建物が見られる。


かつての四国の要所だった面影が残る。

 

丸亀市内を抜け、通勤ラッシュの道路を西へ走り、多度津の引込線へ。


以前は全国で見られた鉄道引き込み線を記録しておく。


ただしここは車両工場への引き込み線で貨物線ではないので、当面は安泰と思う。

工場内に車両はほとんどいなかった。

 

昔から国鉄工場があったせいか、町はかなり栄えていたようだ。
強烈にレトロな医院が数件残っている。


三菱デボネアを発見。

桜を眺めながら進む。

旧市街へ。


ホーロー看板が残っていた。

レトロな銭湯跡。


今は別の用途に利用されている。
早朝なので開店前。

この周囲は伝統的建造物群保存地区の指定を目指しているようだ。


水路添いにある風情のある売り家。興味はあるが多度津は遠いな。

灯篭には周防岩国とある。

山口県とつながりがあるようだ。

 

毎度のごとく路地を爆走。折り畳み自転車のメリットを最大限発揮。

あの煉瓦造りは何か?

街道を進んでいく。昭和末期か平成初期の町内看板も記録していく。

四国ハムのローカルさが旅情を醸し出す。

2階袖壁に高の文字。

こちらもかつての商店か。


2階の頭に大のタイル文字。

これは旅館跡でないか。

この建物も妙に変わっている。

ダイドーの自販機は疲れて崩れかけ。

時間はさほど気になしくても良いが、アブラ売りすぎても進まないのでどんどん西へ進む。

海岸寺駅に着いた。


通勤通学時間が過ぎ駅はひっそりしていた。

駅前の状況。右側商店はすでに商売をやめたよう。

個性的な建物。集会所跡か。

ユースホステルがあったのか、今も存続しているのだろうか。

旧道を進むと、桜が咲きほこる神社に突き当たった。

坂道を避け海岸沿いに出る。非常に平和で穏やかな瀬戸内海。


先月はとびしま海道で反対側からこの海を眺めた。

予讃線に沿って走る。

旧道は車も来ず快適。

スバル謹製サンバーもまだまだ大量にいる。全然現役。

軒下に捨てられたホーロー看板。


ダイヤ学生服と官公学生服。

小島にある神社。


橋を渡ってみたかったが開門前。

詫間駅到着。


集落、田んぼ、集落が繰り返し続く。

高瀬の集落に入る。沿道建物にあるでっかいネコ。

そろそろモーニングにしよう。グーグルマップで目を付けていた喫茶モカを確認。



店内からにぎやかな声が聞こえる。とりあえず入ってみよう。

店内は地元客でほぼ満席。変形10畳程度の客席でそんなに広くはない。
お客さんのおばちゃんが、店の荷物を置いていた席を片付けて案内してくれた。

上品なママさんにモーニング700円を注文。

ほどなくしてやってくる。
トーストにサラダ、パスタ、目玉焼き、フルーツでなかなか盛沢山。

熱々コーヒーと一緒においしくいただいた。

ママさんが「貰い物です」と柏餅をくれた( ´∀` )

30分穂ほど休憩して、トイレを借りて店を出る。
トイレはいったん外に出て行くタイプ。


客が脱走しそうであるw

 

しかし清潔レトロな店内で、ゆっくりできてよい店だった。


10:30 味のある不動産屋などを見ながら進む。

巨大な池の向こうには春の山並み。

街道沿いの元雑貨屋。瓶コーラの冷蔵庫、軒下の張り出しはたばこ販売部分か?



こんな消えていく建築を記録する旅。

ほとんど坂もない快適な旧道。

屋根に煙だしがついているのでベーハ小屋でないか。

農家専用オープンカー。

観音寺の駅に到着。ここも古い町のはず。


駅舎がモロ国鉄仕様。上部の看板が非常によい。

駅前の観光案内書で休憩し地図を確認。

植え込みにあるステンレスのモニュメントに移る自分を撮っておく。
「今日より若い日は、もう来ない。」

駅からすぐにある旅館。


今でもやってる感じあり。


旧市街にはいる。町のサイズは東西1km、南北500m程度なので、折りたたみ自転車で散策するのが最適。
かまぼこ屋さんのレンガ倉庫がある。

グーグルマップで見つけていたスポットを確認していく。
2階袖壁に「指」の文字がある元商店。


元旅館。

財田川にかかる古いRC造の三架橋。



昭和10年築造。観音寺のシンボルらしい。
アニメの聖地とのこと。夜間のライトアップが美しいようなので、夜にも見に来たい。

旅館も多いがすでに商売はやめているようだ。

11:00 少し腹が減ってきた。香川に来ているのでうどんは外せない。
街中で見つけたうどん屋に入る。

柳川うどん

店内は平日だからか空いていた。というか、4人掛けテーブル2つと2人のカウンターだけだった。カウンターに腰掛け、きつねうどん中490円をおばちゃんに注文。

ものの1分ほどで出てきた。早速いただく。


意外とうどんの量が多い。普通のうどん玉の1.5倍はあった。
腰はやわやわ系だが私はこの方が好きだ。
だしはいりこか、比較的薄味。揚げも兵庫県ほど甘く似ておらず薄い味付けである。
速攻で完食、ごちそうさまでした。

食事も済んだ。再び放浪を始める。
街角で撮影を継続。


空き家率は35%ぐらいか?強烈に多い感じでもない。

ここは戦前の酒屋の倉庫。

激狭い路地を縫うように走る。


くまなく確認しないと何があるかわからない。
二度と来れないので徹底的にうろうろする。

路地の変則交差点にあるかまぼこ屋?


アツアツが買えるようだ。

銭湯らしき建物もある。

観音寺市民会館。ものすごい建物。


設計は日建設計。
2014年に59億で建築。今建てると200億ぐらいかかるのでは?
観音寺市はかなりの財政力があるようだ。

11:30 観音寺を後にして西に進む。
レトロなガソリンスタンド。

この建物もストビューで気になっていた。

この看板、何の看板だろうか?


中央は人の顔、下にはなんとかスタイル?と書かれている気がする。10年以上前のストビュー写真もサビていてわからない。

河川敷の桜並木を見ながら進む。

再びベーハ小屋。


昭和50年代臭い自販機コーナーの看板が張られている。



四国随一の児童販売コーナー、
菓子、うどん、酒、コーラ、つきだしか。
うどんはおそらく自販機うどんだろう。
当然現在は閉店していると思う。

こちらはコスモス自販機。


平成時代まで駄菓子屋店先などでよく見かけた。
たまごっちが売られていた模様。
ということは、1998年ごろまで現役だったのか?

レトロな簡易郵便局を見ながら西へ。

12:00 豊浜駅に着く。


列車から高校生と、野宿お遍路旅らしいオヤジが下りてくる。基本的に私も同業。

 

いい感じの角店。


牛乳屋だったよう。窓の木製サッシがよい。

港へ至る道の分岐点か。古い建物が集まっている。



肥料屋のようだ。




更に進んで宇部セメントの取扱店。建材店か。

戸袋の「あっ」のステッカーは、何?

少子化時代のイナカ道に健在な模型店。


ヘタに入ってプラモなど欲しくなると困るので通り過ぎる。

国道11号に出た。バイパス区間が終了したため、ここから西は交通量が多い。


一応歩道はあるが、狭いし段差があるので走りにくい。
かといって車道を走ればトラックに追突されて死亡コースである。

海沿いをちんたらと行く。

段差でチェーンが外れる。伸びてきたか?

川之江の町に入った。この民家らしき建物を見たかったが、国道のトラックが多くじっくり見れなかった。


しかしストビューは夢のツールである。たとえ景色を見逃しても、全国どころか世界中の道路沿いの景色が自宅で手軽に見れる。しかも経年変化まで確認できるとは、素晴らしすぎる。

旧道には遍路道の石柱が立つ。


私も自転車遍路旅。

川之江駅は知らない間に通り過ぎていた。線路沿いにあった自転車屋のホーロー看板。


関根自転車かな?

超長くなってきたので後編は次回へ。

祝 長女が免許を取得

年度替わりに人事異動があり、手当が数千円上がった。

しかし仕事の重圧はスーパーカップ並みの1.5倍に・・・数千円に見合ってるのか?

 

考えても仕方がないので、雨上がりの朝にちょこっとチャリに乗る。

職があるだけマシと思おう。

 

ところで、今年二十歳になる長女が運転免許を取った。

長女の初運転で家族ドライブに出る。

運転はそれなりで、慣れれば全然大丈夫そう。

正月に西村知美や山田花子が運転する企画をやってたが、あれよりは全然マシだった。

 

しかし後席のヨメ、コンソールの上に足を出すな。ガラが悪い。

 

50キロほど運転させて、少し花見をする。

この前までサンバーの後席でバブバブ言ってたのに、早いものだ。

これから生涯運転するであろうが、ご安全に。

 

山陰ローカル紀行 後編

★このブログはプロモーションを含みます

山陰ローカル、サイクリングの続き。

倉吉の町を後にし、古い街道を延々と西へ走って行く。集落を過ぎると人家がないエリアもある。

 

旧道に顔を出す崩れかけのしゃれこうべを発見。

この顔は日産サニーキャブだ。

小学生のころよく走っているのを見かけた。

胴長短足感のある珍奇なデザインのバンだった。

 

13:00 そろそろ食後のお茶がしたい。ウェブで見つけた喫茶ヤングモカへ向かった。

残念ながら今日は定休日だった。

 

再び街道を進む。

 

途中、海側に開けた場所があった。海へそそぐ河川と、すすき野原に続く白い砂利道。

チャリでこんな景色を走ると、非日常感が盛り上がる。

 

海岸で少し休憩。この日の自分も記録しておく。今日より若い日は、もう来ない。

 

街道沿いに再び穴発見。とりあえずのぞき込んでみる。

右を向けばこのような街並みなので、どうみても不審者の行動。

 

おしゃれなカフェを見つけたので立ち寄る。ワク珈琲さん。

wakucoffee.stores.jp

ここではハンドドリップのコーヒーをいただいた。熱いコーヒーで疲れが癒される。

マスターと折り紙ドリッパーやみるっこの話をして盛り上がった。

マスターによると、みるっこは最強らしい。

我が家もみるっこを使用しているが、これで豆を挽くと本当にうまい。

 

 

再び西へ。

 

レトロな橋があった。化粧橋というらしい。

 

この角店は食堂である。いわゆる絶メシの店。ご飯を食べてしまったので寄れず。

 

赤碕駅にも立ち寄る。ホームからアイドリング音が聞こえるので、気動車が停まっているようだ。

 

なんと国鉄型ディーゼル機関車DD51 1179号機の単機が待機していた。

アイドリング音も高らかにホームに停車している。もう、ものすごく、かっこいいとしか言えない・・・

旧型客車に始まりブルトレや50系、12系客車、黒貨車、荷物郵便列車を曳いた山陰本線の主。同僚のキハ10系、20系、30系、23系、55系、58系などはみんな引退した。国鉄全盛期の最後の生き証人である。

昭和の雰囲気が残る駅に停車するDD51。絶滅危惧種。しばらくすると、アイドリング音が変化し出発していった。実働するDD51を見るのはこれが最後かもしれないと思い、姿が消えるまで見送った。

 

駅を出て更に走る。そばには令和8年春の桜。

 

道路標識の下にいすずのボンネットトラックが見えるな。

 

14:30 1時間ほど走ったので再び休憩。今度はアイスコーヒーが飲みたい。

旧医院を改修したまぶやさんに入る。

mabuya.yaraiya.jp

薪ストーブが暖かい店内でアイスコーヒーとチーズケーキをいただいた。

ストーブの炎を見ながらゆっくりとくつろぐ。

 

さて、そろそろラストスパート。風速5mの追い風のおかげで、伯耆大山の駅まで走れそうだ。全く苦も無く自転車が進む。

 

国鉄貨車を転用した店舗跡に遭遇。これは荷物室付き緩急車のワフ29500。

 

黄砂の影響か、少し曇ってきた。

 

寒村にだだっぴろい広場があった。隅には二宮金次郎の銅像。学校跡だった。周囲はすすき野だけで、背後は日本海の海。

昭和63年と書かれた創立100周年の石碑が残されていた。

平成初期までは一定数の児童がいたのだろう。

 

風力発電の風車下を抜ける。見渡す限り人家がないエリア。

 

冠雪した大山が見えてきた。

 

日吉津の町に入りしばらく走ると、伯耆大山駅近くに着いた。

ここからはこれも絶滅危惧種の民有貨物引込線が現役である。

王子製紙の専用線。同社はモーダルシフトを進めており、今でも鉄道輸送を行っている。

全国どこでも見られた貨物線も本当に貴重になった。

 

16:30 伯耆大山駅に到着。

今日は朝7時15分から最長の距離を走った。しかし体はまだいける。あと30キロは走れそうだ。帰宅が遅くなりすぎるので、ここまでとする。

 

駅はicocaが使えた。自転車を担いでホームへ。

 

キハ40系2連の列車に乗り込む。車内は下校する高校生がいるものの、ほどよく空いていて、ロングシートに座って自転車を押さえていた。

 

列車は途中駅での交換待ちを繰り返し、非常にゆっくりと進んだ。

倉吉で高校生が一斉に下車した。代わりにビジネスマンらしき乗客がそれなりに乗ってきて、思ったよりは乗客が多い。周囲はすでに暗くなり、寂しい山間部を走る。泊駅あたりのトンネルを抜ける際、扉の隙間から冷たい風が入ってきて非常に寒い。

 

19:19 2時間20分ほど乗車し、夜の末恒駅に到着。

国鉄型気動車の旅も存分に楽しめた。

 

末恒駅もicocaが使えるが、改札機は雨晒しの屋外に唐突に突っ立っている。

駐車場の支払い機よりひどい立地。駅構内の境界を明示するものもない。信用改札ってやつか。もちろん私はピッとしておいた。運賃は1300円ほどだった。

 

ハイエースに戻るため自転車を展開する。ヘッドライトの電池が切れた。予備ライトも点かなかった。仕方ないのでスマホの照明をつけて走る。

 

ハイエースまでは数キロの田舎道を走る。あまりに真っ暗で、こわい。

 

無事ハイエースに到着。自転車を積み込んで、今回の旅は終了。

といってもここから自宅まで150kmほど運転しなくてはならない。

 

21:30 行きと同じルートで帰宅。

今回は106km+末恒駅からハイエースまでの3km=約110kmを走った。今までの1日での最長距離であるが、ほとんど追い風だったので全く楽だった。

この区間のサイクリングは、予想したよりも坂もなく、道も走りやすくて非常に良いコースだった。ただし海沿いの為、風向きには要注意。向かい風なら追い風となるよう走ったほうがよい。

朝は体がしんどかったのに、走り出すと元気になった。日本海の海と古い町並みを眺め、精神的に非常に癒された。やっぱり折りたたみ自転車の旅は最高であると実感。

山陰ローカル紀行 前編

年度末になりやっと有給が取れた。

明日は快晴の模様。これはチャリ旅にでるしかない。

以前から考えていたルートを走ることにする。

 

4:00 家族が寝静まっている中、一人起きだして準備をする。

と言っても、今日は車中泊しないので、ハイエースにチャリと用品を積むだけ。

 

ウェブで天気を確認。

追い風6m。できれば風がないほうが良いが、追い風ならいい。

ちなみにアゲインストなら行くのをやめます。

 

4:45 加古川バイパスで夜明け前の加古川を渡る。

7:00 播但道ー中国道ー鳥取道を経由し、目的地の鳥取県に到着。目の前は日本海。

今日は道の駅を起点に鳥取県から島根県にかけて観光サイクリングをさせてもらう。

 

有名な因幡の白兎。ラビットマークが見える。

 

通勤ラッシュが始まっている国道9号を西へ向かうと、そばの崖に怪しい穴がッ!

なんだろうか。戦時中の防空壕っぽい。

 

9号旧道に入る。旧道沿いの酒屋?には未だにハウスカレーのホーロー看板が残る。

 

家々の隙間から見える水尻池。この辺りは湖や池が多い。

 

湖畔の旧道を進む。今のところ風はなく非常にのどか。気温も7度で寒くはない。

 

再び穴登場。ドアでふさがれている。

 

こちらにも穴。

 

中を覗き込んでみる。明らかに人工の穴。防空壕で間違いなさそう。

このほかにも多数穴を見かけた。

 

ここから小さな峠を超える。アサイチなので体力は十分ある。なんてことなかった。

 

峠を降りると宝木駅。山陰本線の木造駅舎もいつ消えるかわからない。立ち寄れる駅はすべて記録していく。

 

再び9号に戻り、西を目指す。今日は米子まで行きたい。右手は海で景色が非常にいい。

 

再び旧道へ。道沿いの廃屋にはふるそうなバイクが。私はこのようなバイクのことは無知なので、車名はわからない。テールレンズが人間の目のようでちょっと不気味。そばにヘルメットが落ちてるのも気持ち悪いな。

 

8:30 温泉の町浜村に到着。

 

駅前の喫茶ベニヤはすでに閉店ガラガラ。グーグルマップによるとカレーがうまかったらしい。

 

小さい町だが温泉街の趣はある。ただし廃旅館が多い。駅前通りの商店も職務放棄した店が多い。

 

旧街道とはいえ、メインの通りのそばにある廃旅館。相当な存在感。これでそのまま営業すればかえって客が来ないか?

 

街道を西へ走る。

 

集落内は旧道、集落間は新道に合流するパターンを繰り返して進む。新道のトンネルは幅員が十分あり安全に通行できる。

 

更に改良されたバイパス区間が現れた。勾配が緩いのでこちらを進む。

 

鞍部のトンネルは非常に広く走りやすい。

 

9:00  青谷駅に着いた。青谷も小さな町だが、かつては映画館が2か所もあったそうだ。その痕跡を探ってみる。

 

駅には首都圏色のキハ40が停車中。長いものは4両編成で、国鉄気動車の風格がある。何より1977年の登場からほぼ変わらない姿で走り続けているのが凄い。来年でデビューして50年。

 

集落内には凝った建築物も多い。

 

向こうは日本海。

数年前に通りがかった際見かけた映画館跡はすでに解体されていた。

 

9:30 青谷を出て更に西へ。高台に上る区間があるものの、それほどきつい坂ではない。

 

先日投稿したグーグルマップに移る旅人と同じ位置で撮影。彼はどこを目指していたのか?

 

波打ち際ぎりぎりの区間もある。打ち付ける波の音がよい。

 

10:00 延々と走り、JR倉吉駅前に着いた。昭和レトロなパチンコ屋。

 

倉吉駅付近は現代的な市街地なので、そこから数キロ南下して旧倉吉市街に向かった。

前回訪問時に見落としていた丹下健三設計の倉吉市庁舎を見に行く。昭和モダンテイストがかっこいい。

 

倉吉市の公用車はサンバーだった。わが社の社用車にも初期のTV1があったが、他部署の車両だったので一度も乗らないうちに消え去ってしまった。

 

白壁の町を散策する。気温は12度で非常に快適に走れる。前回は40度近い灼熱の中の散策だったので、熱中症寸前だった。

 

11:00 少し早めに昼食へ。前回訪問できなかった喫茶モダンさんへ。

 

開店と同時に入店できた。店内は70年代グッズ一色。

 

すべてオーナーが集めたものらしい。これだけ集めるのもすごいが、こうやって店内に展示して活用するのが特によい。

すじ肉ラーメンを注文した。熱々のスープたっぷりで非常においしいラーメン。

 

おでんだし好きにとっては最強のスープである。ホロホロのすじ肉とゆで卵も黄金コンビ。

 

ラーメンをいただきながらオーナーと談笑。私も古いもの好きと暴露すると、ホーロー看板の話になり、聖書の看板に話題が移ったが、その内容が「看板の製造過程」についてだった。さすが、本当の趣味人は視点が違うのだ。

喫茶モダン、非常に楽しい店だった。次回はラビットスクーターで寄りたい。

 

国鉄倉吉線跡にあるC11を眺めておく。

ここからまだまだ西を目指す。

とりあえず今日はここまで。

旅の前はめんどくさい気もします

明日は貴重な有給休暇。天気は快晴、風はほぼ無風。

一人で自転車旅に出たい。

以前から計画していたルートをグーグルマップで確認。

しかし・・・結構坂がありそう、なんかしんどいなあ。

ちょっと疲れているようで、今日の会議は強烈に眠かった。

やっぱやめとくか。

一応ストビューでルートを確認しておこう。

!!

おお!街道を爆走する同士を発見!

赤いミニベロ、おりたたみっぽい。リヤにつけてるのはternのラピッドトランジットラックか?

車体はtern linkかダホンスピードファルコ?

戦ってるなあ!

頑張る同士を見てやる気になったので、朝4時起きで行ってきます。

長男と春のとびしま海道でチャリ旅

3連休です。気候の最もいい時期、サイクリング旅をするなら今がベストです。

春休みに入った長男と少し遠出をしてきました。木曜日に仕事から帰宅後、ハイエースに布団と自転車を積み込み、21:30に自宅を出発。
山陽道をひたすら走って、深夜1時に広島県竹原港駐車場に到着。

今日はここで車中泊し、朝のフェリーに乗ってとびしま海道を走ります。
ハイエースはカーテンを装備したので、シャーっと引くだけで非常に手軽に窓を仕切れます。もっと早くに装備しておけばよかった。

速攻で荷台のベッドで熟睡・・・

駐車場は車の出入りもなく非常に静かで、ゆっくり眠れました。


明け方の気温は3度。家の布団を持ってきたので、寒さは全然平気でした。

6時に起床。いい天気です。

フェリー乗り場から6:55発の大崎上島行フェリーに乗りました。

穏やかな瀬戸内の島々を見ながら、昨晩竹原のコンビニで買った朝食を食べていると、白水港に到着。

 

そそくさと準備をして出発します。

旧道があれば入ります。

あの屋敷は造りが民家とは違うな。

うーん、もと旅館か?

 

道沿いの祠の後ろに潜むなにか?

ダイハツハイゼットですね。

昭和54年ごろのモデルかな、そんなに古くない。

 

チャリは2台ともエアをパンパンに入れ、チェーンにオイルも指したので滑るように走ります。

 

果樹園に廃バスを発見。こういうのを探す旅なんですよ。

いすゞのバス、昭和40年代後半のモデルかな。

そばには古い軽トラの合わせホイール。

 

集落内を爆走中に、怪しげな石垣を発見。

あの形状はなにか?釣り鐘型なのか?形状の理由が不明。

 

海沿いを快走中の長男。結構ペースが速い。

 

レンガ倉庫。油庫かな?

 

こちらは防空壕跡か?鉄扉で閉ざされています。

 

風待ち、潮待ちの港で知られる木江の集落に到着しました。
ここは100年以上前に建築された木造3階建ての旧松本邸。

kasa-jp.com

もともとは旅館だったそうです。

現在は1棟貸の宿となっています。ぜひ泊まってみたい。

 

町のモータースには、今はなき車種の看板。

広島らしくマツダロータリーです。MAZDAの旧ロゴがイカス。

ミラクオーレの看板も健在。今でも売ってるかも?

 

そして今回の旅で絶対に見たかった建築物、圧巻の木造5階建て住宅です。

大正6年建築の元料亭。

現役時代の写真がきのえ温泉ホテル清風館さんのFBに掲載されています。

ホントにすごい、すばらしい・・・・・見れてよかった。

 

ここから先の路地に入れば、かつての繁栄が更に見れるはず。

ホーロー看板発見。

古い町によくある●●百貨店。ここも閉店しているよう。

 

ここからが現代に残された見どころ、遊郭建築街です。
初めの1軒。


2階の飾りが施された手すりも遊郭の名残かな。

その先はすごいはず・・・あれ?何もない。

どうやら最近、今年に入ってからすべて解体されてしまったようです。

2024年までは残っていたようなのに、来るのが遅かったか。

けど、右手にはこれも元旅館と思われる3階建て木造住宅が残っていました。

古い町は1日でも早く訪問すべきですね。残念でしたが路地を次に進みます。

 

ほどなく明石港に到着。

フェリーで大崎下島へ渡ります。
ちょうど良い時間にフェリーがやってきました。

15分ほどで下島に到着。


港ではカフェに立ち寄りました。


朝コーヒーを飲んで、少し休憩。

ここからは地続きで帰れるので、焦る必要がありません。
半時間ほどゆっくりして出発。

 

御手洗の町に入ります。

おととしの秋に自転車一人旅でやってきた街です。

 

芝居小屋の乙女座を見学。

出石の永楽館と同様に綺麗な状態で保存されています。

 

しばし路地を散策・・・

 

桜の咲く島の南側を走って西へ向かいます。


豊浜大橋を渡り、豊島に到着。



少し早いですがお昼にします。
グーグルマップで探し、しまcafeきたたにさんに立ち寄りました。

レモンカレーとシラスピザを注文。

カレーはレモン風味のあるビーフカレーで非常にさっぱりした感じでうまい。
シラスピザもチーズとシラスが絶妙に合う。
ゆっくりと食事させてもらいました。

 

店を出て豊島の北側を走り、すぐに豊島大橋を渡ると上蒲刈島です。


ここでは坂がほとんどない島の北側を走行。

再び見つけた溶けかけのハイゼット。

グダグダになってます。

 

本土側を見ながら西へ走ります。

 

左手に怪しいものを発見。マイクロバスが溶けています。

海沿いだからでしょうか、腐食で完全にルーフが落ち込んでいます。

車種がなにかわからない。けど、サイドのサッシュの感じや、
ウインカーにオレンジが入っているのでさほど古くなさそう。
70年代のトヨタコースターか日産シビリアンかな?

帰宅後、フロントウインカーやサイドのウインカー位置、
運転席窓サッシュから、1972年ごろのマツダパークウェー26と判明。

26は定員数を示します。
パークウェイはロータリーエンジンモデルもあったそうですが、
この車両は給油口が1か所しかないので、ロータリーではありません。
いずれにしてもレア車両です。

 

そして蒲刈大橋を渡ると最後の島の下蒲刈島です。

古い岸壁の雁木を見て、そばで売っていたレモンとみかんを購入。

どちらも200円で非常に安い。

 

あっという間に下蒲刈島も過ぎ、安芸灘大橋で本土へ渡ります。

ちーたんの家は健在でした(笑)

 

車の多い国道185号に合流し、注意しながら走って、
14時過ぎに呉線の安芸川尻駅に到着。

2台の自転車を輪行袋にパッキングします。

この駅舎も近いうちに建て替えだそう。
おそらくこれが最後の訪問になるでしょう。

14:26の呉線ウララに乗ります。

竹原までひと眠りしました。

 

40分ほどで春の夕方の光が差す竹原駅に到着。

竹原は私の好きな街で、瀬戸内の島々を眺めるゆったりした竹原の時間が大変気に入っています。特に何があるわけでないけど、一度住んでみたい町。

 

ハイエースを停めた竹原港に向かう前に、前回も訪問した純喫茶巴里さんを訪問します。

この喫茶店もシックで大好きなんですよ。
今日はユーミンがかかっていました。

長男はケーキセット、私は今日もナポリタンです。

このナポリタンがうまいんですね。トマトソースが熱々で、
上に海苔がかかってるんです。
これが意外に合うんです。ここで体験して以来、家でもナポリタンに海苔をかけて食べてますから( ´∀` )

巴里さんでゆっくりして、竹原時間を過ごしました。

 

帰りに奥さんのお土産を買います。竹鶴酒造は休みだったので、
道の駅で購入しました。

16時30分に港へ戻り、ハイエースに自転車を積み込んで出発。


春の弱い夕日が差す国道185号を東へ走り、
三原から尾道を抜けて山陽道に入りました。
途中何度か休憩し、自宅には20時に到着。

 

今回は前半無風、後半向かい風3m、
気温が13度程度、暑くも寒くもなく快適でした。
長男は若いだけあって、へばることもなく私についてきます。
もしかしたら長男の方が速いペースかもしれません。
走行距離は約60km、長男とめぐる春のとびしま海道、非常に楽しかったです。

長男がついてきてくれるうちが花ですかね。