レオの趣味生活 加古川ガレージ日誌

折りたたみ自転車で10年後にない景色を記録する旅

昼まで仕事し、帰りにバイクでちょこっと徳島の深山へ

休日出勤続きでストレスマックスなので、今日の午後は代休をもらった。
仕事ばっかりやってらるかちゅーの。

昼一番で職場を出て、PCX160で加古川バイパスに乗り東へ向かう。
なんとなく淡路島へ行きたい。
明石海峡大橋を渡り、とりあえず南へ。

走りながら、「youtubeのカブ系女子はめっちゃ遠く行ってるぞ」などと考えていると、

負けたらあかんとの意識が強くなり、結局鳴門北ICで降りた。
昼飯はどこで食おうかスマホで検索。
道の駅くるくるなるとの海鮮丼が目についたので、決定。

道の駅には14時過ぎに到着。
施設は綺麗で快適。平日だし、すでに14時過ぎなので食堂は空いていた。
鯛の2色どんぶりとわかめ汁を注文。

しばし待って料理をカウンターで受け取る。



わかめ汁がでかい。ラーメンばちぐらいある。

早速わさびとしょうがを刺身醤油で溶いて、新鮮な鯛をいただいた。

もう最高、土日出勤×2で拷問を受けた代わりである。
あっという間に完食。念のため奥様にどんぶりの写メを送った。

さて、今日はどこへ行こう。
昼まで職場にいて今の時間に四国にいるのが意外だ。
かといって、あまりに四国の奥に行き過ぎると、帰るのが遅くなる。
しばし考えて、5月にチャリで走った際行けなかったルートを走ることにした。

高徳線に沿って撫養街道を西へ進む。
途中の駅や渋い建物を撮影する。

 

歩きのお遍路さん

 

旧撫養街道のめっちゃ古い橋。

 

板野温泉ってあるのか。

 

そのうちに板野町に着いた。

ここから東かがわへ至る古道の大坂峠を超えることにする。
ストビューによると、古の道であるが今でも相当な剣道のようだ。
なお、一応徳島県道1号で指定もされている。

山に向かう高徳線をくぐる。5月に特急でここを通過した。えらい山中を走ってるなと思った区間だ。

 

しばらく高徳線に沿って走ると、2車線が1車線になった。


ここからヤバい区間が始まる。
昨日まで雨だったので、路面には落石や折れた枝が落ちており細心の注意を払って走る。すれ違う車は1台もいない。


暗い森の中を一人で走り抜けると、三叉路に出たが、ここはどこ?

どうやら道を間違えたようだ。

引き返して進む。
しばらく走ると瀬戸内側の展望台に着いた。

展望台は誰もいなかった。
瀬戸内を望む凄い景色。先日訪問した引田の町が良く見えている。


右下には5月にチャリで走った道路が見えている。意外と近い。

高徳線はこの山をトンネルで抜けている。

相当な難工事だったのだろう。

 

一人で景色を楽しんだ後、峠道を降りる。
瀬戸内側の道は断崖絶壁つづら折れのえげつない道だった。

無事峠を終え、国道11号に入った。
とりあえず引田の町を目指す。

国道を走っていると、いきなりワラビー?みたいなヤツが飛び出してきた。

ゆっくり走っていたので大丈夫だったが、もう少しずれていたら危なかった。

 

折角なので引田の町をぐるっと回って引き返す。

水谷屋旅館の建物は健在だった。

元郵便局のカフェヌーベルポストも営業中。

お茶しようかと迷ったが、時間がすでに16時。すぐに戻ることにする。

帰り道は瀬戸内側の国道11号を鳴門まで走った。

さすがバイク、どんな坂でも全くしんどくないし速い。

そもそもPCX160が快適すぎる。


海を眺めながら走り、20分ほどで鳴門に着いた。

ラビットスクーター専門店のプアコショップさん前を通過し、
コンビニでアイスコーヒーを買い、海岸でお茶休憩をした。

波の音が気持ちいい。砂浜に座り、淡路島を見ながらゆっくりアイスコーヒーを飲んだ。

 

後は帰るだけ。鳴門海峡大橋だけ高速に乗り、淡路島南PAで家族の土産を買い、
下道で西海岸をひたすら岩屋まで走って、明石海峡大橋を経由し買い物をして19時に帰宅。


しかし日本の道路網はすごい、昼まで仕事をしてから徳島の山中まで行き、
19時に加古川に帰れるなんて、実はめちゃめちゃ遠いところまで走ってる。



なお、自宅で今日の旅の記録を確認すると、
・走行距離 250km
・ガソリン代 燃費50km/l、ガソリン@160円×5l=800円
・高速代 約8,000円
・交通費は計8,800円程度。
ETCでないので現金精算で高速代が高い!

たぶんプリウスなどのハイブリッド車で、休日ETC割引で往復しても、
同じぐらいの経費で行けるのでないか。

しかし、日常的にバイクで高速に乗るなら、ETCの恩恵があるが、
高速の長距離走行は年に数回なので、元は取れないと思う。

補助金をもらっても一番安いヤツで3万円弱はかかるわけだし、なかなかバイク用は安くなりませんな。

雨が降る前にサイクリングし、長女の成人式撮影に

★このブログはプロモーションを含みます

この土日はいろいろあって出勤、来週土曜日も出勤。連続20日出勤。
土日に出勤すると、家の用事ができないので、家がぐちゃぐちゃになって困る。

それはさておき、最近よく飲んで食べてるので、ちょっと体重が増え気味である。
できるだけチャリに乗っておきたい。
今は63kg代、ベスト体重の61kg台まで落とさないとちょっとやばい。
そんなわけで土曜は朝5時に自宅を出発。
N8は玉押し不調に付き休車中。P10で出かける。

 

P10に乗ると、滑るようにめちゃめちゃよく走る。
そうそう、本来はこの走りのはず。
N8も玉押しがイカレル前はこんなに滑らかだった。

久しぶりの漕艇場に到着。
今日は8時過ぎから雨の模様。どんより曇っている。

愛用の折りたたみテーブルのフィールドホッパーとモンベルの座布団を出し、
アイスコーヒーとハムサンドをいただいた。

 

 

川を眺めながら30分ほど一人の時間を過ごす。
なんてことない景色でも、朝の静かな川を眺めるこの時間、実に癒される。

今日は9時までに出勤しないといけない。
そろそろ撤収に入る。
といっても、テーブルはシャキーンと追って、座布団なんて1秒で畳めるし、
チャリに積む時間を含めて30秒で撤収完了。すぐに出発。

この手軽さは最強。何かあっても一瞬で逃げ出せる。

 

加古川のニッケ社宅の確認。
築100年の洋館が撤去された後に共同住宅が建てられた。
水路添いには新たにレンガ塀が新設されている。

一応、以前の景色をオマージュしているようだ。

町内の銭湯。すでに閉店済み。

隣の民家が撤去されたので、浴室の外壁が良く見える。

ここもレンガ造のようだ。

あとは町内の長屋を眺めて帰る。

こちらは西国街道沿いの立派な屋敷であるが、2階部分の崩壊が始まっている。

かなりやばい状態。いつ解体されてもおかしくない。

 

そして今朝、雨がやんでいたので5:30にP10で出動。


天気予報によると、7時過ぎから雨が降ってくるようだ。
ショートコースにして、湿度ムンムンの河川敷でホットドッグモーニング。

1時間半ほど走り、雨が降り出す前に自宅に戻れた。

 

9時に出勤し、たちっぱで仕事をして、昼前に抜けさせてもらう。
今日の午後は神戸で長女の成人式の撮影がある。
速攻で自宅に帰り、スーツを持って家族で神戸に向かう。

北野のハンター坂スタジオで着物を着て撮影。
撮影は4時間ほどかかったが、いい感じの写真を撮ってもらった。


夜になってしまったので、晩飯を食って帰る。
私が学生時代に徘徊し倒した神戸市西区の学園都市で食べることにした。

長女がスマホで店を予約、鳥貴族に行きたいらしい。

学園都市に着き、どこに鳥貴族があるのかと思っていると、かつて居酒屋のしゃらんべがあった場所だった。


90年初頭の学生時代に友人たちとよくご飯を食べた店だ。
反対側にはレストランブリックスがあったが、無くなっていた。
しかし店は変わっても全体の雰囲気は当時のまま。
あれから36年後の現在、当時と同じ場所で、20歳の長女と17歳の長男を連れて来ているのが、なんだか不思議な感じである。

その後、鳥貴族で焼き鳥をたらふく食って、夫婦ともに酒を飲んだので、帰りは長女に運転してもらった。

夜の高速を走りながら、子供も成長は大変なことも多いが助かることも多い、と実感しながら帰宅した。

重要消耗部品は安定供給を望む

今朝は4時半に起床し、5時にP10で出発したところ、ぽつぽつと雨が・・・
仕方ないので、家に戻って再度寝た(;^_^A

 

午前中は家の用事をし、昼前に晴れ間が出てきたので、
異音がするtern verge N8のリヤハブを分解。

スプロケ側の玉押しを確認すると、虫食いがある。
これはよろしくない。

全ばらして、反対側も確認。
部品構成はきっちりメモしておく。

反対側の玉押しはさらにひどかった。



なぜこんなに虫食いになるのか?
砂を噛みこんでいるのだろうか?

補修部品が手軽に入ればいいのだが、部品のメーカーや型番が不明。。
シマノの汎用品も使えないようだ。

とりあえず、玉押しをドリルに装着してやすりで研磨してみるが、
ちょっと削っただけでは虫食いは消えなかった。

虫食いが消えるよう、精度高く研磨するのは難易度高すぎ。

走行性能に重大な影響を与える消耗部品である。

これは困った。汎用品で容易に交換できるか、少々高くても専用部品が入手できるようにしてほしい。でないと、こいつがダメになっただけで廃車になってしまう。

まあ、ニッチ車に1万キロ以上乗ってる時点で、普通でないのかもしれないけど(;^_^A

 

悩んでいてもラチが開かないので今日はあきらめて、夫婦でPCXに乗りタンデム散歩に出る。
三木市の廃校を活用した施設でお茶タイム。

ひたすら交通量の少ない道を走って行くと、巨大パンダに遭遇。

以前ラビットスクーターで見に来たダイハツ製バスは健在だった。


ホーロー看板も珍しくなった。

国道を走っていると、不意にレールのようなものが目に入る。
確認に行くと、民家内にトロッコ軌道発見!

チラ見しただけでも6kgレール使用の本格派とわかった。
この手の情報はかなり通と自覚しているが、これは知らんなあ・・・

なお、私もかつて自作の自家用鉄道を所有していた。

家の建て替えとともに戦時供出よろしく強制撤去となり、まぼろし軌道となった・・・

 

延々と山中を走り、加古川線の黒田庄駅で休憩する。



貨物側線には作業用のレールが敷かれている。

貨物扱い現役時代のようでうれしい。

 

駅前のタクシー営業所と商店は崩壊しかかっていた。

2003年旧駅舎時代に訪れた際は、交換設備が現役だったし、駅前商店も閉店していたが建物は大丈夫だった。

 

ちなみに奥様も若かったデスwww

 

駅を出て進むと、ハト標識発見。

これはハトマップに掲載されてなかったはず。
今日は新規の発見が多いなあ。

 

石を積み上げたかまくら状の中にあるお地蔵さんも渋い。

PCXを3時間半ほど流して自宅へ戻った。
走行距離は120km、メーター上の燃費は47km/l。
実質1,300円ちょっとで大人2人が快適に移動できた。
気候さえよければ、おそらくもっともローコストな移動手段である。

しかし、N8の玉押し、どうするかなあ~ミニ旋盤、買うか?

半月ぶりに近場サイクリングし、N8ドッグ入りに・・・

台風襲来のためずいぶん雨が降った。
金曜日は代休をもらっていて、チャリ旅に出るつもりが、大雨で取りやめ。
それどころか長男、長女が電車遅延で帰れなくなり、
深夜に双方迎えに行くことになった。

翌土曜日。午後に雨が上がる。
一応もう降らないようなので、半月ぶりにN8で出動。

学校前のイカ焼き屋を気にしながら進む。

 

国道2号加古川橋付近の工事が進んでいる。

ひょっとして、トロッコ橋の解体に入ってる?

確認すると、トロッコ橋はまだ無事だった。

昭和の初めからニッケのトロッコを通し続けたトンネル。
くぐれるものもう少しの間か。

加古川河川敷を北上すると、カメさんが横断中だった。

こいつはそんなにかわいいヤツでない。
下手に手を出すと噛みつかれるので危険。

濁流の迫力が凄い加古川大堰で休憩。

ウが獲物の魚を待っている。

オッサンは一人でウをしばらく眺める。

ウは見られて緊張している模様で、少しテンパった感あり。

 

しばしウを凝視した後、さくっと流して家に帰る。
しかし、なんとなくN8の後輪が重いぞ。


前々からうすうす思ってたけど、後輪にゴリゴリ感があるな。
今年に入ってから、リヤハブのグリスアップをした気がするが、
そこがゴリゴリ言ってる。

試しにP10を出し、比較検証。明らかにP10の方がスムース。

それ以前に、アホほどN8は乗ったので、自分の感覚が間違ってないと思う。
本来ティッシュのように静かで滑らに走るものである。新車時はそうだった。

とりあえずグラスターで簡易洗車をする。

走行距離を確認すると、13,000キロ。
ゴリゴリ以外に異常はないけど、走行距離からそろそろ廃車どきかも?

一旦休車扱いにし、ドッグ入り決定。

休車中はP10に代走させよう。

N8はリムブレーキのためリムが減る欠点がある。しかしP10よりもホイールサイズが小さく、折りたたみ時の輪行がやり易いので、捨てがたい魅力がある。

修繕対応するか、マルっと新車に入れ替えるか、もうちょっと考えます。

 

 

奈良県吉野郡下市・上市のレトロ建築を巡る

ほとんど行ったことがない奈良方面を開拓したいと思い、
ハイエースに自転車を積んで出かけてきた。

ちなみに、あまり行かなかった理由は、途中に大阪を経由するので、

混雑した都会を嫌っているからである。実際には湾岸線を走ればそんなことはないのだが。

 

ところで、奈良と言っても広いので、今回は吉野周辺の街並みを目的地にする。

湾岸線から阪和道を経由し、10時過ぎに吉野郡の下市に到着。
下市文化センターの駐車場をお借りし、散策を開始。

下市は吉野の森林資源で古くから栄えた商都で、日本初の商業手形が発行されたそうだ。

秋野川が吉野川に合流する1kmほどの間に古い町が存在する。
自転車に乗るほどでもないので、歩きで散策する。

スバルサンバーのディアスバン。

あと15年すると激プレミアになる車。

 

ウッディーな作業場?

閉店したガソリンスタンド。

街道に沿ってカーブする街並み。

一つ目の目指す建物が見えてきた。旧なか屋旅館。

素晴らしいアールを持つ洋館建築。

すでに旅館営業は終えており、今は住居で使用中のようだ。
内部はどうなっているのか、特にアールの部分の2階、おそらくラウンジでないか。
うーん、見てみたい・・・


背面に見える離れの飾りに、かつての旅館を感じる。

歩きながら建物の奥を覗くと、随所に繁栄の痕跡が出現。

三叉路に出た。

右手に入ると現れる弁柄色の建築。


ここは現役の寿司屋さん、弥助。

ただの古い寿司屋でない、なんと浄瑠璃や歌舞伎にも出てく日本最古の寿司屋らしい。

日本最古の寿司屋があるって・・・どんな町よ?

裏には別棟らしき建物もある。

ここで昼飯にする案もあったが、なかなか格式が高いようなので今回は見送った。
しかしいずれは訪問して内部を見てみたい。

 

周囲も商業建築が並ぶ。


この建物も気になる。何かの合宿所のような建物。


玄関上の照明がしびれるなあ。

飾り付きの窓も多い。

再び街道に出る。


昼時の混む前に昼飯にする。寿司のおけ常さん。

こちらはリーズナブルな寿司屋で、そばやうどんもある。

私は天丼セットを注文。熱いそばに優しい出汁がうまい。

奥さんはざるそばセット。

併せて名物柿の葉寿司も頼んだ。

鯖の押しずし、これ大好き、しめ鯖最高。

食事をしていると続々と客がやってきて、満席になった。
地元に大変愛されている店を実感。

 

食事後、再び散策を開始。と言っても片道1kmなので、全然大した距離ではない。
吉野川手前にある古い橋。

路地を歩くと長屋が現れる。

長屋の空き部屋には昭和レトロな壁紙。

おばあちゃんちの壁紙を思い出す。

Y字分岐を川側に歩く。

秋野川は結構深い谷で、途中には滝もある。

正面が街道、裏が秋野川の建築物群は、川面から3階建ての高さで道路に面している。

 

GX71後期型のクレスタを発見。私の父が1985年に新車購入した車。

出っ歯付ヤングオート仕様。なお、父の車は出っ歯仕様ではありません(;^_^A

 

更に上流の戎橋を渡る。この横に3階建ての元旅館?こちらも空き家っぽい。


更に川に沿って登っていくと、川沿いの建物はすべて河川上に張り出している。


この割りばし細工のような基礎束?が魅力的。

川沿いにある銭湯跡。

名称は日の出湯。この日の出のマークが印象的。

かなり蒸し暑くなってきた。酒蔵沿いの路地を上っていく。

1時間ほど歩いてハイエースに戻り、さらに上流へ移動し、廃校を複合施設改修したフォレストマーケットのKITOに立ち寄る。

平成15年に新築し、わずか7年で廃校となった小学校を、レストランや地場産食材などを販売する複合施設に転用しており、若い人で非常ににぎわっていた。

ここではパンなどを買い、アイスコーヒーと葛アイスを購入。

この葛アイス、めちゃめちゃおいしい。

すっきりした甘さで、普通のアイスのようにベタベタせず、
しっかりした食感でこんなアイス食べたことがない。
砂糖は和三盆だろうか?これは次に来た時も絶対に食べたい。

 

アイスコーヒーとアイスで休憩したので、次の目的地に移動する。
ここから10kmほど東に行った上市の町に向かった。
上市は伊勢街道の宿場町で、こちらも街道の要所だったそうだ。
観光地化されておらず今でも昔の町屋が残っている。

ハイエースを大和上市の駅前パーキングに駐車場し、自転車を降ろす。






駅前には激渋な食堂が並ぶ。今でも現役のようだ。

元パチンコ屋か。

角には木造3階建ての旅館跡。

玄関欄間には屋号入りのガラスが残る。

近鉄線のガードをくぐる。

薬局跡にはバブル時代のリポビタンのポスターが。

あの開口部はなに?

近づいて確認したが用途は不明だった。

ガラスブロックの明り取りがつく3階建て。

これもレトロな建物。

 

街道はカーブしながら東を目指す。

路地を右に曲がるとすぐに国道、そして吉野川。

ガラスに風情のある景色の刻印がある。

こちらも元旅館のようだ。今は使われていない。


重厚な玄関。

そして今回一番見たかった建物に到着。

昭和30年代のカフェー建築と思しき建物。


木造長屋の一部が看板建築になっている。

玄関は外壁から斜めにオフセットした位置にあり、真鍮製の手すり2本が斜めに取り付けられる。


そして正面にはハートの型の窓。


2階には渡り廊下があり、窓には装飾がつく。

 

渡り廊下下部の様子。


正面右に飾り棚、この建物のイラストが飾られていた。


これは何の用途だったのか。一説によると遊郭跡ともいわれているが、
ハート形の窓はその名残か?
随所の造形より、単なる美容院や喫茶店ではないようだ。
内部がどうなっているのか?非常ーに気になる。

絵が飾られていることから、すぐに解体されないと思うが、屋根に煙だしがあり戦前の建築と思われ、すでに全室空き家のようなので、安泰ではないと思う。

今まで旧街道の旅を延々としてきたうちでも個人的には最高のインパクト建築と思う。
とにかく、現存するうちに現物を見れて本当に良かった。

 

あとは伊勢街道を流していく。



3キロほど進み、吉野川を対岸へ渡る。

貯木場そばを西へ戻る。

近鉄吉野神宮駅付近は製材所ゾーンである。



随所にレールが見られる。

これは森林軌道由来でなく、製材所内で木材を移動するための鋼材のようだ。
なお、かつては近鉄から分岐する運材用引込線があった。

6kgレールで組んだ櫓もある。

製材所の角に現れる謎の構造物。

中世ヨーロッパのような造形。

 

これは、かつて存在した水中貯木場の名残の水門跡らしい。
下の写真にも写っている。

この写真によると、周囲はかなり埋め立てられたようだ。

貯木場内を見学し、橋を渡りハイエースに戻った。
時刻は15時過ぎ、そろそろ帰らないと夕食を作るのが遅くなる。
自転車を積み込み、帰りは上市から直接北上し、阪和道を経由して家に帰った。
自宅には18時に到着。奈良は2時間ほどで行けるので、そんなに遠い場所でない

今回、未開拓の奈良の町を巡ったが、上市、下市ともに非常に良かった。

さすが歴史の都である。

帰宅後、αから写真データをPCに転送すると、延べ480枚も撮影していた。

毎週カメラをコキ使っているが、ぶっ壊れるまで古い町を撮影し倒すつもりだ。


奈良にはほかにも古い町がたくさんある。帰り道にも気になるエリアを多数見かけた。
古い建築が残っているうちに、少しでも早く自転車かラビットスクーターで訪問したい。

 

しまなみ海道を60年落ちスクーターで渡る旅

何年も前から、ラビットでしまなみ海道へ行きたいと思っていた。
125ccの原付は自転車とほぼ同じ区間を走行でき、見どころも多い。

仕事が一段落し、本格的に暑くなる前に、奥さんとタンデムでやっておくことにした。
考えるよりも実行が大事。

ハイエースにラビットを載せ、土曜日朝6時半に自宅を出発し、9時に向島へ到着。
向島運動公園の駐車場をお借りする。

ここはしまなみサイクリング利用者も使うことができる駐車場。

 

まずは今日の目的地、島のサイダー屋さんの後藤鉱泉さんへ。

自転車で何度も前を通っているのに、寄るのは初めて。

店主が丁寧に商品を説明してくれる。
私は定番商品のマルゴサイダー、奥さんは怪獣レモンレモンサイダー、
子供たちのお土産にジンジャーエールを購入。

良く冷えてるので店内で飲み干す。

店内はいろいろなグッズであふれている。
私もステッカーを購入した。
ボードにはツーリングクラブなどのステッカーが貼られている。

色々なステッカーが眺められて楽しい。カブ系が多いのもしまなみの特徴か。

 

では本格的に出発。チャリンコと同じルートで南を目指す。

60年前のスクーターであっても、さすが原動機付き自転車。全くしんどくない。
橋上に上がる坂道も楽勝で登り、因島を通過。

時速40キロ程度でゆっくり走る。それでも自転車より早いので、
景色の変化も早い。

 

1時間弱で大三島に到着。
道の駅のレストランが混む前に昼食にする。

刺身と天ぷらがついた来島定食を注文。

新鮮な刺身と、甘めの味噌汁がおいしかった。

 

食事後大三島を出て、海にいる魚を眺めながら進む。

伯方島、大島を経由し四国今治に入った。
自転車の時は、来島海峡大橋を渡ったサンライズ糸山で折り返すので、
今治まで走るのは初めてである。

海岸沿いを走り、飲み屋街の連なるかつての中心部だったと思しきゾーンに入ると、
見たかった建築が見えてきた。

1919年建築の旧今治ラジウム温泉。登録有形文化財。

何年も前から見たいと思っていた建物である。
非常に感激、すごい建物。こんなものが残っているとは、さすが四国だ。


風呂屋さんは2014年ごろに閉館、
内部はまれに公開される機会があるようだが、当然ながら閉鎖中。
ぜひともドーム天井や3階部分の張り出しなどを見てみたかった。

東側に回ると浴室のドームが良く見える。

見学していると近くのおばちゃんが出てきて、「屋上の崩壊が始まっているので、怖いのよ」とのこと。
煙突周辺の塔屋付近が壊れているようだ。

この壊れ方は結構やばそう・・・今後の処遇が心配である。

さて、今治に着いたのでちょっとお茶にする。
グーグルマップでブックマークしている、
BARELL COFFEE RASTERさんへ

今治駅からフェリーターミナルに至る巨大アーケードの中にあった。

しまなみ海道が開通する以前はメインの通りだった模様。

おしゃれな店内で、商店街を行く人を見ながら熱々の薫り高いコーヒーをいただく。

お茶した後は付近の散策。今治市内は初めての訪問だ。
奥さんが、「あんなんあるで」と言っている。路地の向こうに何かあるようだ。

おおーっ!これは渋いぞ。

斜めの水路橋の向こうにレトロな美容院建築。
外壁はモルタルでパーマネントのロゴと、女性の横顔・・・

もう、タマラン、昭和感爆裂・激渋テイスト炸裂・・・

前面ファサードにも出光アポロのような横顔あり。

正面は木建の正方形窓15個。

丸窓には十字の格子。

玄関もキッチュでいいなあ。

この縦防2本と型ガラスが素晴らしい。

もちろん営業はされていない。
家人の居住も不明。雰囲気的に空き家っぽい。
裏は普通の木造2階の日本建築、
しかし正方形窓のある正面側は吹き抜けでないかと思う。

国土地理院の昭和40年航空写真にはばっちり写っている。
昭和22年の航空写真は不明瞭でわからず。戦災で焼けた地域のようだ。
以上より昭和30年代の建築と思われる。

 

なお、帰宅後に古いストビューで確認すると、水路には何本も自作橋?っぽいのがかかっている。

↓現在

↓過去

↓拡大

なんと…手前の橋は木造橋。しかも屋根付き。マディソン郡の橋?奥には鉄骨トラス橋が見える。すべてすでに撤去済。

 

向かいの喫茶ボンは絶賛営業中。

ここも非常に気になるところである。

 

ラビットを押しながら商店街を海側まで行くと、フェリー乗り場に着いた。
建築家巨匠の原広司氏設計の船を模したみなと交流センター。かっこええ。

引き続き市内路地をラビットでうろうろし、ポイントを見つけてはすかさず激写する。

水路添いは重点確認ポイント。

これは旅館跡。

渋い銭湯跡。

全体的に昭和40年代風味が強い町だ。

 

来る途中に気になったパン屋に寄ってみる。
パンと洋菓子のフランス屋さん。

入った途端、「こ・・・これはすごいぞ。国宝級でわ?」

内部がモロに昭和42年のまま。
このモザイクタイルのショーケースといい、レジスターと言い、コーラの冷蔵庫といい、素晴らしすぎる・・・

特に、ガラスのショーケースがピカピカに磨かれ、
店内が機器も含めて非常に綺麗に保たれており、
日活映画で裕次郎と浅丘ルリ子が立ち寄る洋菓子店のよう。

商品はドーナツ(90円!)と食パンのみだった。
ドーナツ2個を購入し、奥さんとしばしお話する。
「古くて珍しいから写真撮る人多いわ」とのこと。
そりゃそうだ。私も好きで古い町を散々巡っているが、これだけの案件はなかなかない。
100点満点で99点。もしショーケースにパンやケーキがいっぱいなら、卒倒レベルだ。
あとでウェブで知ったが、店は60年ほど前からあり、
一緒に経営していた旦那さんがなくなってから奥さん一人で続けているそう。
次は絶対に食パンを買いたい。

なお、帰宅後にドーナツを食べると、しっかりした固さのドーナツでいかにも懐かしい感じ。

もちろんおいしくいただいた。

 

ラジウム温泉、パーマネント、そして昭和40年代のままのパン屋さん。
素晴らしすぎるレトロ建築の感激に頭がぼーっとしながら、今治市役所に着いた。
ここも巨匠丹下健三先生の設計である。

解説パネルによると、丹下さんは今治ご出身のよう。
RCとスチールサッシ、コンクリートはつり出しがめちゃめちゃかっこいい。
本庁舎の外壁が真北と並行になるよう角度がついているのも個性的。
1950年代モダニズム建築の代表例。

 

結構うろうろしたので、気づくと15時になっていた。そろそろ帰らないと、遅くなりすぎる。
いったん今治駅に行き、休憩してから戻ることにする。

駅構内の食堂メニューを見ていたら、どうしても鯛めしが食べたくなり購入。

駅前のベンチに座り、奥さんはビール、私はのんあるで乾杯。

鯛めしうまい、四国に来たことを実感しながら速攻で食べてしまう。

 

さて帰ろう。ラビットに乗り、予讃線に沿って走りしまなみ街道に入る。

記念にTシャツが欲しかったので、道の駅に寄りながら帰る。
伯方島にも立ち寄り、奥さんがレモンソフトを購入。

海辺でソフトを食べる。

しまなみロゴの前でも撮影。

結局Tシャツはほしいのがなく買えなかった。次回の課題。

 

ここからひたすら走る。因島に入るころには日が陰ってきた。

どうしても見ておきたい場所があるので、ちょっと寄り道に。
土生港のフェリー乗り場に到着。

切符売り場の奥にあるこのゾーン。

ここの飲み屋に行きたいんですよ。

おでん京子さん。

この無機質なビルの中のオアシスが無性にオッサン心を揺さぶる。

今日は運転だし帰らないといけないので、場所の確認だけにきた。

うーん、実にいい雰囲気、船着き場の飲み屋なんて、高倉健が飲んでてもおかしくないな。現地確認ができたのでよかった。そのうち奥さん連れて泊まりで飲みに来よう。

 

帰りは因島の路地をゆっくり流す。

この町も渋いなあ。しかし、見かける人の7割は外国人の方。

向島を北上するころ、とうとう日が暮れてきた。

海辺にラビットを停め、今日1日を反芻。

今日も個性的な建築を存分に見れてよかった。

 

暮れきる前にハイエースに帰還。



すぐに車載し、準備完了。

帰りは尾道でラーメンを食べて帰る。
市街の西にあるあかとびさん。

カウンターだけの店で、少し待って入店。
私はネギラーメンにした。700円でずいぶん安い。

ラーメンはネギたっぷりで背油の入った尾道ラーメン。甘めのスープで大変おいしかった。

あとは帰るだけ。
山陽道に乗り、流れに乗ってひたすら東へ走行。
自宅には23時に到着。
ラビットを積んだままだと車内がガソリン臭くなるので、すぐに下ろしておく。

 

とうとう念願のラビットしまなみが叶った。
そもそもハイエースはこの用途のために買ったので、本来の使い方である。
今までは子供が小さかったので行けなかったが、今後はいろいろ古い町に行ってみたい。

 

今日のルート図。

今治市内拡大。

引き続き古い町のチャリまたはラビット旅を続けたい。もっとハイエースも活用しないと。

 

以下、自分用メモ

高速代 姫路西→福山西 2,660円×2

ガソリン代 320km/10km=32l 32l×160円=5,120円

しまなみ海道通行料 計1,000円ぐらい

すれ違ったおりたたぶの台数 計20台程度

うち、ブロンプトン12台

ダホンK3 1台

tern verge N8 1台

tern link 1台

ダホンミュー 1台 など

 

 

ハイエースを車検に出す

この週末は出勤の可能性が高い。
なので遠出の予定は入れないでいた。

金曜は定時で帰り、長男のルートのパンク修理をする。


どうやらチューブが寿命のようだ。

ついでにタイヤも新品交換。


アマゾンでパナのパセラを購入。

黄色が安かったのでこれにした。これも個性である。

前輪は普通の黒パセラ。確かに意味のわからない主張はある。

長男はまだ知らない。月曜の朝、どうしても黄色が嫌だと言ったら、マジックで塗る予定(;^_^A

 

翌土曜日。朝4時に起床し5時前に出発。
いつもの加古川河川敷で朝コーヒーにする。

加古川線始発電車が通過。

涼しくて快適。今の時期が一番よい。

 

そして雨の日曜日。今日はハイエース8年目の車検だ。
商用車は毎年車検なのでめんどくさい。
自分でユーザー車検すれば安いが、貴重な休みを車検などに使いたくないのでいつもディーラーにお願いしている。

荷台を空にする必要があるので、自作ベッドキットと床板を降ろす。

基本乗っけてるだけなので、外すのは簡単。ちょっと重いだけ。


30分ほどで作業完了。
外したベッドは自転車置場の屋根下で保管。

ハイエースをディーラに回送し、無事終了。費用は9万円ほどだった。

なお、荷台に常設しているこのアイテム。

どこでも便所セット。


まだ使ったことはない。一応災害対応用に装備している。雫は雨粒なのご安心を。

こいつがあれば、イベントなど満員の便所に並ばなくても、ハイエースのカーテンを閉めエアコンの効いた快適な環境でブリブリできる。
我が家のセーフティーネットシステムである。