ビールのようなタイトルですが、かの有名なアワイチに行ってきました。
兵庫県民のチャリ乗りは一度はいっとかなダメでしょう(*'ω'*)
しかし、虚弱体質&精神弱いので、フルはやめてハーフコースにします。
今日の予定は、岩屋まで車載で向かい、岩屋から洲本経由で西岸へ移動し、北上する予定です。
休日出勤代休の平日、未だアキレス切れで装具を付けている長女を高校に送ってから淡路へ向かいます。自宅から30分で岩屋に到着。近い。
9:00 岩屋出発
そそくさと用意をして出発。当初、P10で行く予定でしたが、空気入れがうまくいかず急遽N8に変更。
一応「アワイチ」モニュメント前で撮影しておきます。
渋い岩屋商店街に入ります。
良い感じの旧街道。
走っていると、激烈レトロな銭湯発見!震災にも耐えたんですね。一度入ってみたいが休業中とのこと。
早速道沿いに謎穴発見!これは一体なにか?防空壕?
神戸舞子の街を背景に海岸を流していきましょう。
旧道があればためらわずに入ります。神社には満開の桜。
ぐんぐん南へ走っていると、丸木橋を発見!淡路は未だに木橋が生きてます!
新道が開通した区間の旧道はひっそりしています。
10:30 志筑
小腹が空いたので、志筑のローソンで買い物。飲み物とポテチ、チョコレートなどを購入。マッチを飲むとめっちゃうまい。さほど運動してないつもりですが体は養分を求めているようです。
運動中はカロリーとらないとしんどいことが分かったので、積極的につまみぐいします。
一休みしたら洲本へ向けて出発。国道28号は自転車レーンが未整備で、路肩はこんな感じです。スピードの出るロードバイクならまだいいでしょうけど、ミニベロでは怖いんですよね。後ろから大型が来たら退避する場所がありません。
なんとかぶっちぎって通り抜けました。長男と走りに来たいけど、道路事情の悪さがネックです。正直チャリには向いてません。
11:20 洲本市街着
洲本市街に到着。ちょっと早いですが昼飯にします。今日は絶メシの気分でなかったので、洲本商店街にあるおしゃれなカフェこきゅうさんに入りました。平日なので空いています。
Home|商店街の入り口にある、薬膳料理・ドリンクが楽しめるカフェ 【公式】
カレーが食べたいので、すじカレーにしました(^^♪
スパイシーでうまかったです。食後にコーヒーもつけて、ゆっくりしました。
こういう時は全国チェーン店でなくできるだけ地元の店に入り、お金を落とすようにしています。
12:30 洲本出発
休憩後、昭和レトロなアーケードを抜けて西へ向かいます。
ここからは、昭和41年まで洲本ー福良間を結んでいた淡路鉄道跡に沿って行きます。農家の納屋にオロナミンCの看板が残っていました。妙に綺麗なので趣味人が張ってるのかも知れません。
西へ爆走していると、旧広田駅の築堤が見えてきました。線路跡らしい雄大な築堤です。
手前にある農道の踏切跡です。洲本方を見ています。
こちらは福良方。路盤がそのままで、玉砂利のバラストも残っています。
踏切袖にあるコンクリート製の基礎のようなもの。踏切の番小屋があったのでしょうか。
この先は峠越えがあります。峠の頂上で旧道に入り、西へ下っていきます。
集落内には渋い電気屋さん。
その隣には集乳所の廃墟。
集乳所って、北海道のようですね(^^♪
天気の良い中、玉ねぎ畑を走っていると、ズボンにはテントウムシが。春ですねえ。
果てしなくのどかな春の淡路の風景に癒されます。
旧掃守駅跡に到着しました。この草っぱらが駅跡です。駅跡の北半分は道路となっています。
そのすぐ南には成相川橋梁の橋台が残っています。
対岸にも橋台の一部が残存。後ろの高架は淡路鳴門自動車道です。
14:00 慶野松原着
水路が走る田園地帯を抜けると、慶野松原に出ました。自転車を手押しして松林を散策します。立派な松林ですね。
その先には青い砂浜!
暑くも寒くもなく吹き抜ける風が気持ちいい。
砂浜で一人佇んで旅情を嚙み締めます。
しかしやっぱり腹が減ってます。運動してるからかな?
時間が押してるけど、そばにあるレストラン慶野でさわら丼でも食べるか!
って、現地にいったらしまってるやん!今日は休みの模様。残念。
とりあえず北へ走ります。この五色浜ドライブインも気になるんですわ。
こちらも前から気になってる案件。見えにくいですが、白いお宅の後ろの崖に穴があるんですよ。あれも一体何なのか気になる。
西岸は2か所ほど小さな峠があります。自動車やバイクなら気にならない坂道も、何分チャリのためダイレクトに地形を感じます。人力のみが頼りなので、頑張って登ります。けど、予想してたほどしんどくなかったですよ。
再び海に出ました。ひたすらペダルを漕いで淡々と北へ走り続けます。
今回のテーマ曲が脳内で淡々と流れる・・・
逃げ場のないヤバい区間を足早に通過します。路肩はアスファルトの目地があるし、タイヤも取られやすくて怖い。早期に整備を望みます。
断崖絶壁の絶景。崖はもろもろの砂地で非常に崩れやすい地質です。
腹減ったー、もくもくと走る。幸い向かい風でないのが救い。
ザーザー言ってるので見ると滝がありますな。
旧集落エリアはたいがい旧道があります。もちろんそちらへ。
あとは海岸を延々と・・・
16:15 もうすぐ岩屋
いやあーなかなか長かったぞ!普段車やバイクなので平気ですが、ちゃりはやっぱりしんどいなあ。
やっと明石海峡大橋が見えた!
16:40 岩屋に帰着
朝9時に岩屋を出発して。16時40分に戻ってきました。ハーフコースと言え90kmの距離でした。出発が遅かったのであまり休憩も取れませんでしたね。今回は都合上仕方ありませんでしたが、もっと朝早く出るべきです。
この日の走行ログです。外周フルコースだと150kmあるそうです。由良付近は坂もあるし、1日で回るのは走りっぱなしになって結構キツイでしょうね。
アワイチハーフのまとめ
・坂はない
ハーフコースはほぼ坂はありません。島横断部もたいしたことないです。ミニベロでも問題なし。
・風向きを事前に確認
海沿いのため強風が吹くことがあります。事前に天気予報で確認したほうがよいです。1日中アゲインストは、坂道よりもツライです。
・道路は結構アブナイ
東岸の志筑以南と、西岸7割は路肩が非常に狭い。西岸は交通量が少ないですが、大型トラックがまれに来ます。そばが海なので、道路端部は擁壁の目地があり、端へ寄りすぎるとタイヤを取られます。ガードレール下は海側にツーツーなので、万一コケると海へドボンして意図しない海水浴を楽しめます。よって、ミラー必須、ヤバい時は退避することが重要です。
ゆったり走るには、朝7時に岩屋を出て、9時半に洲本商店街でお茶、11時30分に西岸の松帆あたりでシラス丼の昼食後、慶野松原でおやつと昼寝、14時に郡家で再度お茶、16時に岩屋に戻るペースが一番良いと思います。
なお、平日だけあって遊んでるヤツサイクリストは非常に少なく、ロードバイク30台、ツーリングと思われるバイクも20台程度しか見ませんでした。ミニベロはゼロでしたよ。
ちなみに、翌日体重を図ると1kg落ちてました(^^♪