レオの趣味生活 加古川ガレージ日誌

折りたたみ自転車で10年後にない景色を記録する旅

昭和風味全開な屋島から鳴門へチャリで 後編

香川、徳島の旅の続き。

大川オアシスを出て、国道を徳島方面へ進む。
道沿いのモータースには「FBバッテリー」のロゴ。

 

旧国道沿いの自動車修理工場の壁書き広告もレトロで楽しい。
GSバッテリーやブリジストンタイヤ、有名どころではヨコハマタイヤのタイヤが笑っているヤツとか。

旧街道沿いにある酒屋。

てっきり閉店していると思ったら、扉が開いていて絶賛営業中だった。

モーニングをしっかり食べたので、そんなに腹が減っていない。
しかし時刻は12時前、そろそろ何か食べておいた方がよい。
折角四国にいるし、うどんならあっさりしていて食べられる。

 

あのサテンよさげ。

けど、洋食メインである。今は和食系が食べたい。
国道沿いのうどん店は長蛇の列のようだ。
自転車なので、できれば旧街道沿いの、駐車場がないような地元密着店で食べたい。

 

と思ってたら見つけた。うどん屋よださん。

のれんをくぐり店内に入る。店内は座敷2テーブルとカウンターが6席程度でこじんまりしている。席はそこそこ埋まっていた。
カウンターに座り、きつねうどんを注文しセルフのおでんを取る。

きつねうどんは出汁が熱々ですっきりしていてうまい。

急ぐわけでもないのにがっついて食べたので、一瞬でなくなった。

 

腹ごしらえしたのであとはゆっくりと進む。
川にかかる橋も古めかしい。

親柱の築造銘板は昭和一桁が多い。

 

川を渡ると三本松の町に入る。

三本松駅前。ここにも喫茶店がある。

この建物も相当に古そう。

今日は休みのようだ。

 

三本松は服飾系の業種が多く、昔は栄えていたのでないか。
駅南は飲み屋街のビルディングがそれなりにあった。

しかし昼なので営業しているのかは不明。夜になると雰囲気が変わるのかも。

駅北側は主に住宅街。その昔は店舗があったのか、小さいアーケードがある。・

 

路地を曲がると、古い住宅が並ぶ普通の道にこの店跡を発見。

四国の片隅でパリスを叫ぶ、なのか?
なぜここでパリス?

静かな住宅街に主張し続けるそっけないロゴがたまらん

パリでなくパリスってとこが更に味わい深い。

 

三本松を出て田園地帯を走り、軽く峠を超えると引田の町に入る。
町の入り口には石碑群。

明治15年の牛の墓。

当時、街道を行きかう牛車に使用した牛を弔うためとされている。人力馬力牛力しかなかった当時の交通手段に思いを馳せる。

 

街中の路地を縦横無尽にヘロヘロする。

 

街中もレトロ建築満載であるが、角を曲がった途端この建物の存在感に圧倒された。

昭和7年築の旧引田郵便局の建物。ものすごいインパクトのある窓。

 

北側には重厚な土塀が残存。

戦前の郵便局建築の中でもこんなのが残ってるのが四国のすごいところ。

現在はカフェで営業中。地元の方に聞くと、郵便局時代からそのままの内装だそう。
カツカレーにココロがぐらっと来たが、さっきうどんを食べたばかりなので無理そう。
ここは次回のお楽しみにしておく。

 

更に街中を散策する。

もう1か所、うずしおの車窓から見えた、どうしても気になる場所に向かう。

なんですかこれは、モロに昔の旅籠(はたご)そのままやん。

この水谷屋旅館と書かれた赤いネオンが激烈渋い。


引田の夜の町に赤く灯る姿はどんなだったのか。

正面建屋は虫籠窓のある古民家。築100年以上は経ってるだろう。
ここは帳場と食堂なのかも。

建物の角には古い道しるべがある。

2階は客室と思われ、飾り装飾のある手すりが設けられている。



東側妻面。中庭があるようだ。

内部がどうなっているのか、どんな平面なのか、内装仕上げは何でされているのか、
風呂、便所は・・・
現役時代に知っていたらぜひ泊まってみたかった。
雰囲気から、平成初旬に閉業したような感じがする。
しかし電気は生きているようで、メーターも残っていた。
正面建具を開閉した形跡はないものの、倉庫などに使っているのかも。

全体的に劣化が進んでおり、近いうちに解体されそう。なくなる前に見れてよかった。

 

最後に引田駅を訪問し、トイレを借りる。

ごく最近に建て替えられたようだ。非常に綺麗な駅舎に変わっていた。

 

さて、ここからは内陸側を走る高徳線と別れ、海沿いを走って鳴門を目指しておく。
人家が少なくなり海と山しかないエリアに入る。

快晴で直射日光がきつい。夏のスタイルで準備してきて良かった。
ヘルメットが日光で熱されて頭が沸騰してきた感じがする。
熱中症に気を付けねばやばそう。

トンネルが見えてきた。

幸い交通量が少ないのでさほど不安でない。

さっとトンネルを抜け、海沿いを延々と走る。
出発時にグーグルマップで距離を測るとやく55kmであったのに、
現時点で再計算させるとあと25kmとある。
当初の計算がおかしいのでないか。ここが中間地点のはずはない。

しかし走るしかないので地道に走り続けた。
幸い追い風、かつほぼ平坦で比較的走りやすい。

いいかげんのどが渇いたのでバス停で休憩する。

屋島で買ったカロリーメイトを食べてハンガーノックを防止する。

 

やっと海沿い区間の終わりが見えてきた。

 

南へ進路替え、峠越えに入ると鳴門市街はすぐである。
林からのびる煉瓦煙突を眺めて坂を下る。

市街地に入り。30分ほど走ってやっと鳴門駅前に着いた。

時刻は15時ちょうど。予定より1時間遅い。
ストラーバの記録では走行距離は75kmだった。全然55kmとちゃうやん。

ボートレース場横の土産屋で奥さん用のポン酒を買い、どこにも寄らずに高速に乗り速攻で帰宅した。自宅には17時ちょうどに着いた。

 

これで神戸以西の本州、四国の瀬戸内海側のほぼ3/5をチャリで走ったことになる。
個人的には今年3月に走った丸亀今治よりもこちらの方が面白かった。
意外と坂もなく、快適に走れるコースだった。

レトロ建築の見所も多く、お勧めできるサイクリングコースだと思う


しかし次はどこへ行こう。コースをひり出さないと、行くところが無くなってしまうなあ。

 

以下、自分用メモ

第2神明 480円×2

淡路鳴門自動車道 2,480円×2

JR運賃 1,430円+特急券1,980円

大川オアシスでお土産 3,200円

鳴門駅前駐車場 500円

奥さん土産用酒(鳴門鯛)2,100円

ハイスースガソリン代 220km×10km/l×157円=3,454円

※食事、飲み物代等は除く