天気予報によると、23日日曜日は風もなく快晴の模様。
雨の休日ばかりでチャリに乗れてないので、「ちゃり旅」に出ます。
今回は、tern vergeの輪行に挑戦しようと思います。
20インチ車で輪行するのは初めてです。
重くて根をあげるでしょうか?
さて当日。
朝5時前に起床し、5時半に自宅を出発。無風で快晴
湿気なしの最高の天気です。
目指すは西、
どこまで行くかは走って考えるとして、帰りは輪行の予定です。
輪行袋はシートポストに常備しています。
出発前に庭で折り畳みの確認作業です。
ハンドルとかにいろいろ取り付けてるので干渉しないか確認します。
朝日の加古川橋を渡ります。
古い木造駅舎が現役です。
駅周囲も激渋。駅前には多分元駅前旅館。
こちらは元散髪屋かな?
古いレンガ塀があったりして、旧街道の雰囲気が盛り上がるわ。
先週も渡った市川橋です。やっぱり立派な親柱。
姫路市街は適当に車の少なそうな道を流します。
といっても日曜の早朝しかも緊急事態宣言中なので車は激少ないです。
市営のバス車庫かな、前から気になってた車庫。
レトロなボールト屋根の車庫が何連も連なっています。
なかなか壮観な景色です。
若いころ、ここでラルフローレンのシャツやキーホルダー買ったわ。
もうこれで見納めやなあ。
西国街道から2号線に入り、夢前川を渡ります。
青山の坂の手前でグーグルのストビューを確認。
左が西国街道となってます。
住宅地の中を抜け、古い峠を越える。
竹がうっそうと茂り暗い峠道です。
坂はたいしたことなかったですが、
頂上付近を走行中なんだか変な感じがします!?
なんとなく、後ろから引っ張られるような挙動がある・・・
後輪がパンクしたのか?と思いましたが、大丈夫なようです。
薄気味悪いので、爆走して下りました。
視界が開け、新幹線側道から再び西国街道に合流。
時代の最先端を行く名前を付けてますな。
騒ぎになる前に付けたらどうしようもないな。
特に狭隘な区間でけったいな標識発見。
なぜここだけ行政がこんな大層な標識つけてるんやろ。
古い集落と田園を繰り返し、揖保川まできました。
石碑のある郵便局で休憩。
竜野駅前。
チャリダーが出発準備をしています。
あの人らはプロですわ、折り畳みでヘロヘロしてる私とは違います。
まだ時間と体力があるのでもう少し西へ進みます。
山陽本線から見えるわらぶき農家にホーロー看板を発見。
サクラ日本の学生服の看板です。もはや貴重品。
古い日本家屋にホーロー看板、戦後の正しい日本の風景ですわ。
そうこうするうちに相生駅に到着。
ここで家に電話をし、もうちょい時間をもらって西に進ませてもらうことにしました。
昼までには家に帰りたいので、赤穂を目的地にします。
山陽線の古い煉瓦洞門。かっこいいです。
このあと、セブイレでコーヒーとサンドイッチ休憩し、再び西国街道で西へ。
風が向かい風ですがまったりと進みます。
この辺を走りたかったんですわ。
有年周辺の矢野川沿い。
この黄色い花は一見きれいけど、確か外来の有害なやつです。
川沿いのこの区間、水もきれいで涼しくて気持ちよく走れます。
山陽線をくぐるのに、強制的に河川敷へ降りされました。
有年からは、昭和26年まで有年から播州赤穂までを結んだ赤穂鉄道跡を走ります。
中学生のころ、姫路城近くにあった古本屋で買った鉄道ファン誌で
赤穂鉄道を知り、めちゃくちゃチャリで行きたかったけど、さすがに遠くて
行けなかった区間です。
チャリで走るのは2度目で、
千種川の東岸の山すそを細々と走っていきます。
富原駅跡。
木漏れ日が落ちてきて非常にいい感じ。
真殿駅跡。
現在はとても駅があった場所とは思えないほど山の中です。
駅があった当時の水路石垣が残ってますね。
この辺は駅関係の建物があったんかな?しかしごみを捨てるな。
木陰+下り坂の快適区間が終わり、空の下に出ます。
千種川の土手がきれいに舗装されて走りやすくなっています。
22年前に99年当時、パナのマウンテンキャットで来た時も
ここで休憩しました。
あんときはめっちゃしんどかった印象がありますが、今日は大丈夫です。
あまりやらないのですが、記念に自撮り。この時の装備を記録しておきたい。
千種川を渡り、鉄道跡を西へ。
のどかでっせ。
そして播州赤穂駅前に出ました。
スマートウオッチに表示された消費カロリーは、
2600キロカロリーでした、ホンマかいな。あんまりしんどくないけど。
まだ行けるわ。
駅周辺はコロナのせいでほとんど人がいません。
さて、本当なら塩ラーメンとか食べてゆっくりしたいところですが、
あまり家を空けるもの気になるので、
早く帰らないといけません。
赤穂名物かん川の塩見饅頭を駅から1分の本店で購入し、
駅のバス待合所をお借りして輪行の準備をします。
サクッと袋に入れて準備完了。
さすがに20インチは重い!
まあ、駅はエレベーターがあるので楽勝でした。
電車はがら空きでしかも始発なので全然余裕で乗れました。
最後尾のドア袖に自転車を置きます。
これも全く問題なく置けましたが、
自転車が倒れてはいけないので、がら空きでも自転車そばに
立って自転車を押さえていました。やっぱり固定ベルトは必要やなあ。
この後、姫路で乗り換えて1時間弱で自宅へ戻りました。
走行距離は約70キロ、5時間はかかりすぎですが、
旧街道をメインに走って景色を見るのが目的なので満足です。
しかし、回数さえ分ければ、かつて私が住んでいた下関、
どうせなら私の一番好きな駅の門司港駅まで行けそうやな。
この自転車なら、行ける・・・・
1999年に新倉敷まで行ってるけど、いつかはチェレンジしないあかん!
というわけで、今後回数を分けてですが、
tern vergeで九州までの輪行旅を実行します!
↓死ぬまでにチャリで下関まで行けるのか?続きます