松江出張最終日です。
朝6時に起きましたが、
ウダウダしていて結局ホテルモーニングを食えずに出発。
今日の仕事終了後からサイクリングに出る予定のため、
自転車をどうするか考えます。
仕事中自転車をどっかにおいとかないといけません。
ホテルに預かってもらうか、輪行袋から出して松江駅の駐輪場に止めるか、
松江駅のロッカーに入れるかのどれかです。
できるだけ持ち歩かず、かつ輪行袋から出したくない、
結論として松江駅のロッカーに入れることにしました。
入らなかったら袋から出して駐輪場と思ってましたが、
大型ロッカーにあっさり入りました。
自転車を松江駅のロッカーに入れて仕事に向かいます。
仕事は天気も良く順調に昼過ぎに終了して解散。
ここからは午後休暇を出しているので、完全に自分の時間です。
自転車をロッカーから出し、13時20分の山陰線快速で直江に向かいます。
サイクリングコースはいろいろ検討しましたが、
風が西から吹くらしいのと、直江にある全国最後の自販機カレーを食べたかったので、
直江まで山陰線で輪行して、湖北を松江へ向かって東に走るルートにしました。
走行予定距離は約35キロ、時間は日没まで約3時間あるので、
14インチのルノーでもなんとか走れるでしょう。
松江から直江まで山陰線の列車に乗ります。
こちらも空いていて楽に自転車を持ち込めました。
直江に到着し、駅前で展開。
駅を出発し5分で今日の第一目的地、オートレストランのコウランに到着。
ここは全国で最後の自販機カレーが残る店舗です。
興奮しながら店内に突入すると、
客は昼間っからゲームするオッサン一人でした。
今どきゲームくらいスマホでやれよと思いながら自販機を確認すると、
カレー自販機は故障中のようです。
残念、以前故障と聞いたことはあるけどまだ直ってなかったかー、
やむなく自販機のてんぷらうどんを購入しました。
てんぷらうどんは若干ぬるかったけど、昭和の風情が残る店内で
おいしくいただきました。
カレー自販機復活の日が来れば再訪したいと思います。
コウランを満喫し、東へ出発します。
現在時刻は14時20分なので、日没の17時過ぎには松江へ着きたいところです。
今日は18時58分の最終やくもに乗るので、
それまでにおみやげを買ったり晩飯食べる時間も必要です。
グーグルマップをナビに、できるだけ古そうな街道を走行します。
予想どおり、ほとんど車が来ず静かな道です。
やはり西からの風がきついようで、西側に防風林のある屋敷が多いです。
ちなみに今は北東から吹いて若干向かい風ですw
何かあるとすぐに止まって撮影しながらトロトロ走行します。
まあ、14インチのルノーなのでどっちにしてもスピード出ませんがwww
NEX-6のレンズが汚れていたようで、
写真に曇りが出てしまいました。なかなか行けないのに残念。
バタデン雲州平田駅に到着。
ここは車庫がある駅です。
安全と書かれた車庫や煉瓦の給水塔?がシブイ。
ここからバタデンに沿って東進します。
できるだけ旧街道を走り、宍道湖にそそぐ川を何本か渡ります。
刺激的な建物が見えてきました。
すげー建物です、シブすぎる。
そういえば20年前に奥さんとバタデンに乗った時も目撃しました。
ウェブによると昭和2年築らしいです。
室内は照明がともっておりバリバリの現役です。
グリーンマックスのキットの箱絵になりそうなすばらしいストラクチャーやな。
当然箱絵の画家小林信夫氏はご存知な案件でしょう。
電車の写真や激シブな建物を撮りながらちんたら走ってたら15時30分を回ってしまいました。
17時には松江へ着かないと真っ暗になってしまいます。
若干焦ってきましたがルノーではスピードが出ません。
私の好きな駅、スイッチバックの一畑口はパスしようかと思いましたが、
早々来れるものでもありません。
行かずに後悔するより行って後悔するほうを選んで寄ることにしました。
まあなんとかなるでしょう。
ここは6年前にも来たことがあります。
速攻で写真を撮影して松江へ向かいます。
この宍道湖に向かって二股に分岐する線路が大好きです。
ホーロー看板はほとんど見かけませんでした。
そのうちの一つ、東芝テレビ。
古いコンクリート橋の上で。
電車もばんばん撮ります。
NEX-6の機嫌が悪いです。電源がすぐ落ちる。
そろそろ寿命かな?
ここからサブ機のサイバーショットで撮影。
秋鹿町の駅前を通過。
やばいです、松江駅に17時を回りそうです。
長江駅に到着。
この駅はS字カーブにあり、ホームがぐねっていていい感じ。
ガーター橋の向こうはカキが実って秋の景色です。
急いでるんですがどうしても寄りたかった場所がありました。
奥さんと結婚前に立ち寄ったことがある佐陀川の木造橋です。
夕暮れまでに間に合いました。
橋は補修されながらのも今でも現役でした。
近所の人に寄れば、永久橋に改修する予算がないから木造とのことです。趣味的には木造の方が断然面白いです。
そして、17時過ぎにやっと宍道湖大橋が見える場所まで到着。
安心して一休みし、写真撮影しました。
この語、松江駅に向かい、ルノーを輪行袋に入れて荷物化しました。
総走行距離は約35キロ、所要時間は3時間でした。
かなりの寄り道とゆっくり走った結果です。
14インチでも意外と走れるもんです。
松江駅構内のショップで職場と家族におみやげを購入。
列車まで1時間ほどあるので、構内の
居酒屋で生中で一人飲みです。
適当に入った店でしたが、意外と料理が良かった。
まいたけてんぷらも煮込みもうまかったし、
入口で自転車もあずかってくれました。
そして最終のやくもで帰りました。
帰り道は米子からトミー氏と合流しました。
トミー氏はバタデンと境線を満喫したそうです。
その後、岡山から新幹線のさくらに乗車し、姫路で定番の駅そばを食います。
いずれの列車も最後列席を予約しており、
自転車置場も無事確保できました。
自宅最寄り駅には23時に到着。
トミー氏と別れた後、さすがに駅で輪行袋を再展開する気力は無かったので、
奥さんに迎えに来てもらいました。
なかなか効率的に時間を使うことができた出張でした。