途中、自販機うどんで有名なドライブインダルマ前を通過。
さすがに腹いっぱいなのでうどんはいただかずです。
大都会を思わせる駅舎に驚き。
だけど駅前は昭和風味さく裂。いいじゃないですか!(^^)!
激渋喫茶も生き残ってますよ。
あっちには昭和の商店街が見えます。昭和のオッサンは引き寄せられます。
ストビューで確認していた食堂です。ここも一度は行ってみたい。
その先には激渋銭湯の若の湯さん。
登録有形文化財。これはすごい、今でも現役。
屋根のペントハウス状の突き出しは湯気抜きでしょうか。
ムチャクチャかっこいい!!
渋いわ、ほんま渋い。レトロ建築マニアにはたまらん。
市内をうろうろします。
宮津で海鮮丼を食べた後ですが、軽くランチにします。
こちらもあらかじめ目を付けていた激渋喫茶「若」です。
全然躊躇なく入店。
店内の様子。なんでしょう、なんかむっちゃ落ち着く雰囲気です。
カウンター内の照明付き棚がいい味出してます。
奥の席は坪庭を眺められるようで、もともとは古い町屋だったようです。
何を食べるか悩み、ストビューの口コミにあったスパゲティを頼みます。
ママさんが奥の厨房で野菜を刻み、パスタを炒める音が聞こえます。
10分ほどで提供。
焼けた鉄板の上に卵を敷き、その上にナポリタンが乗っています。
具はピーマン、玉ねぎ、ベーコン。パスタは太目です。
速攻でいただきますが当然に旨い。懐かしい味。
これぞ喫茶店のスパゲッティって感じ。
これで値段は500円!安すぎでしょ。
食後にはコーヒーもいただきました。素敵なカップですね(^^♪
優しいママさんはお菓子もサービスしてくれましたよ。
昭和のオッサンには響きすぎる最高なカフェ、いや、喫茶店でした。
さて、ストビューで見つけた今日一番の目的地に向かいます。
と言っても小さな町なので、チャリで10分ほどです。
着きました!運河沿いに古い木造建築が並ぶ吉原地区です。
ここ、すげえ・・・・まじで日本のベネチアやん。
運河沿いに古い舟屋が並んでいます。こんな景観の町は西日本ではここだけでないですか?
運河から入った街中には幅員1.8m未満の道路にびっしりと家屋が並びます。
当然車は入れません。自転車なら余裕で通れます。この狭さがいいんです!
建築基準法では建て替え時にセットバックが必要ですが、ここはこのままの方がいいのでは?
運河を振り返ります。
古い銭湯もあります。大正時代の建物らしいです。
ほんとに素晴らしい町です。やっと来れました。感激!!
集落の突き当りまで行くと、神社で地元のお祭りをやってました。
吉原地区の古い写真展に合わせて、
ピニンファリーナデザインの410ブルのバンが展示されていました。
非常にきれいにレストアされています。私のラビットと同世代です。
地元の方に声を掛けていただき、いろいろしゃべりました。
どうやらこの地区を伝統的建築物群保存地区にする動きがあるそうです。
そりゃそうでしょうね。
牡蠣飯までいただきました。ありがとうございます。
感激しながら、街の中心部へ戻ります。
カッコいい構造物を撮影しながら散策します。
もう、楽しすぎる。至福の時間ですわ。
楽しかった旅もそろそろ終焉です。夜までには帰らないといけません。
若の湯さん前にあったアイスクリーム屋さんによって帰りましょう。
マチヤさんです。
古民家をおしゃれに改装してますねえ。
近くの渋い豆腐屋さん(前を通りました)の豆腐入りのソフトアイスをトッピングしたコーヒーゼリーをいただきました。
あっさりした甘さでとうふの風味もよくておいしかった!
家に帰ってから知りましたが、このお店のオーナーも建築設計事務所だそうです。
何気に建築関係の店が多い。既存の改修は新築よりも難しいでしょうが、こんな風に古い建物を現代的に活かすのって素晴らしいですね。
アイスでクールダウンしてから、ハイエースに戻り、舞鶴道を春日まで走り、
氷上から下道を走って帰宅しました。
ツーリングもいいけど、古い町の路地を巡るのは本当に楽しい。
折りたたみ自転車ならストップアンドゴーも楽だし、取り回しもいい。
折りたたみ自転車はワタシの旅のベスト交通機関です。
次はどこへ行くかな(^^♪