レオの趣味生活 加古川ガレージ日誌

折りたたみ自転車の散歩がメインです(^^♪

車中泊と輪行で秋の田舎道を親子旅(本編)

車中泊輪行の旅の本編です。

 

ハイエース車中泊したのは岡山県津山駅前。

最近津山づいてますね。好きなんですよ。

今日は始発の姫新線に乗って新見方面へ向かい、分水嶺にある駅から

自転車で津山駅までの65キロを走る予定です。

 

ハイエースどこでもホテルで宿泊し、5時半に起床です。

気温は8度ぐらいかな、家の布団を持ち込んだので車中は寒くありませんでした。

駅前のパーキングでしたが静かでぐっすり眠れました。トイレは駅舎袖にあり、24時間利用可能です。

 

6:11津山発の姫新線に乗ります。

1両編成でなく2両編成でした。

日曜早朝の列車の乗客は我々ともう1名のみでガラガラ。

 

途中で乗車する方もなく、ゆったりさせてもらいました。

 

7時半過ぎに分水嶺の駅、富原に到着。もう一駅行けば広島県です。

駅前で自転車を展開します。

今日は長男はダホンルート、私は輪行時の手軽さから14インチのルノーにしました。

 

早速駅前を探索。ホーロー看板を発見。

駅前家屋は元自転車屋だったようです。

 

ここから姫新線に沿って東へ下っていきます。基本下り坂で漕がなくても進みます。

 

山中の立派なお寺。

 

前方に何か動くものが見えたので確認すると、なんと山猿でした。

野生のサルを見たのは、高砂市の明姫幹線で横断歩道を渡ってるヤツを見て以来です。

 

ずんずん走っていると姫新線沿線の山肌に謎の穴を発見。

形状から、野菜等を貯蔵する室かな?

 

月田の集落に入ってきました。古い酒蔵があります。

 

 

月田駅。駅舎は新しいです。駅の周囲は製材所が多い。

駅前通りでストビューの撮影車とすれ違いました。ストビューとすれ違うのは3回目です。写ってるかな?

 

月田から国道181号に合流し、歩道のない道を旭川に沿って東へ走ると、勝山の町です。町の入り口でライオンの看板を発見。

 

勝山は何度も来ています。時刻は9時前なので、モーニングがしたい。

どこかサテンが開いてないかな?

 

なかなか開いてないなあ・・・

 

結局ローソンで朝食を買いました。


中国勝山の駅の待合をお借りして朝食です。

 

列車は当分こないようで、誰もいませんでした。

 

中国勝山・・・かつては大阪からディーゼル急行列車が走っていました。

湯原温泉の玄関口でもあり、国鉄の長大な列車が停車し、駅前からバスが多数出ていた雰囲気が残っています。

 

この曲が流れてきそうな旅情ある駅ですね。


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いかにもいい日旅立ちな駅・・・奇しくも谷村新司さんが逝去されました。旅情感あふれるこの曲は本当に名曲だと思います。

 

しばし国鉄時代を思い出した後、勝山を後にします。

 

走っていると軽トラのキャブを発見。あれはジウジアーロデザインのスズキキャリイのしゃれこうべです。

子どものころ、「しかめっ面の軽トラやなあ」と思ってました。

旭川に沿って進みます。快晴無風気温12度、サイクリングに最高な天気。

 

久世の街に入ります。

久世は出雲街道の宿場町で、古い建物が残っています。昭和22年の航空写真は、街道沿いに町屋が連続し非常にきれいな街並みがうかがえます。

 

 

昭和レトロな商店街を抜けていく。

 

 

 

 


久世駅で休憩。激烈綺麗なトイレが設けられています。

 

 

久世駅北には製材所があります。かつては姫新線の貨車で木材を輸送したんでしょうね。

 

駅周囲のこじゃれた建築。

 

 

 

商店街に戻り、東へ向かいます。

 

 

 

再び路地を横に入り、重要文化財の旧遷喬尋常小学校を見ておきます。

すごい小学校。3丁目の夕日のロケも行われたそうです。

 

GX81マークⅡ後期も現役です。このクルマも1990年デビュー、もう33年落ち。

 

渋い建築を眺めなるのは楽しい。しかしお茶がしたいな。

 

サテンあった!いい感じの店やん。しかし閉まってる模様。

 

こちらは市役所横の食堂。グーグルによると評価が高いみたい。個人的には入ってみたいが長男は「絶メシいややあ」とつれない返事。

まあ、休みなんですけどね。

 

どんどん東に進みましょう。なかなか味のある小屋。

 

田園地帯を南に走ります。

 

とまれみよの4種踏切を通過。

 

美作落合の集落に入りました。この食堂は・・・開いてないのか

 

 

 

落合の町は、中国道落合ICがあるので名前は有名ですが、現地は非常に落ち着いた静かな町です。どうやら旭川の西側が町の中心街のようです。

駅舎でジュース休憩。休憩ばかりしていますが、長男をばてさせないためです。

 

コスモスが咲く中を走る。

 

古い橋の親柱。こちらの橋も間もなく架け替えです。

 

FBI大山や米子方面に行く際に通る米子道をくぐります。

 

美作追分でも休憩。待合は広々してゆっくりできました。

 

いよいよラストスパート。この踏切を渡って津山への峠道を登る。

この峠は鶴坂といい、かつては出雲街道の重要な交通要所だったそうです。

峠の頂上付近は中国自動車道の建設により、大きく開削されており、消失しています。中国道そばには建設時に解体された住居のものか、タイル張りのおくどさんが放置されていました。

峠入り口には小さな小屋。どうやら畑の資材を置く小屋の様です。

 

峠を降りると坪井の宿です。

 

食事したいけど店がない。絶メシならあるけど長男は「絶対にイヤ」らしいので、また一人で来た時に訪問します。

 

柿の実が実っています。

 

カワセミが魚を捕っていました。しかし綺麗な鳥ですねえ。

 

この古いトラス橋を渡ると津山の市街です。

長男は体力的には余裕、けど腰がだるいと言ってます。

さすが剣道をさぼりながらもやってるだけあって、それなりに体力がついてきました。

 

 

13:30 津山駅前のハイエースに無事到着。

長男はコケることなく無事に65キロを走り切りました。

早速自転車を積み込んで、昼ご飯にします。

 

長男リクエストでここいちへ。

しっかり食べて体力を戻しましょう。

 

帰りの車中ではすぐに眠ってしまいました。

まあ、今日はチャリなので、走るよりは楽だったと思いますがさすがに疲れたようです。

高速で帰るつもりが結局下道で帰り、自宅には18時に到着しました。

しかし長男の20インチのルートに14インチの変速ナシルノーでついていくのはなかなかキツかったです。当然ですが20インチのtern vergeは楽ですわ。

今日のルートは緑のラインです。距離は約65kmでした。

今回は、長男にサイクリングと輪行の楽しさを教えたいと思い連れ出しました。

さほど文句を言わなかったので、ぼちぼち楽しんでくれたようです。

それなりに良い思い出となってくれたでしょうか。

オヤジとしては、長男といろいろ出かけるネタができたので、うれしいですけどね。