連休は前半2日とも夜10時まで残業でした。さすがに疲れました。
疲労で体が浮腫んでますwww
しかし仕事のために生きているのではないのです。
仕事のない最終日は4:30に起床、5:00に自宅を出発し、ハイエースを西へ走らせます。家が片付いてないのがちょっと気になりますが(;^_^A
すぐそばをサンライズエクスプレスが追い抜いていきました。
今日のテーマ♪はこれで。
5:40に目的地に着きました。ここは相生市。造船で有名な町です。
公共駐車場をお借りしてチャリのスタンバイをします。
早速市街を散策開始。一番の繁華街を目指して走る。
左手にコープ、コープ内にはファミレスのジョナサンがあります。もちろん早朝なので開店前。
古い印刷屋。木製ドアがかっこいい。
こちらは木造長屋にあるお好み焼き屋。暖簾がないと普通の民家ですね。
商店街アーケードの裏側です。
本町商店街です。幅員、延長とも大きな規模です。早朝なので店の営業状況は不明ですが、生きている店は3割程度でしょうか。
角には元食堂らしき店舗跡。現在は履物店のようです。
商店街をずっと進みます。
角川書店の日本地名大辞典によると、この旭地区は造船業の発達に伴い、戦前に埋め立てをして社宅が急造された、とあります。
昭和22年10月3日に米軍が撮影した航空写真では、
極めて整然とした区画で木造長屋建築が並ぶ姿が見られます。
当時はアーケードはなかったようですね。
アーケード南部にはなかなか渋い表情を持つ店舗建築が残っていますよ。
それぞれご紹介します。
殆ど閉店しているようですが、以前訪問した岡山県玉野市よりも現役当時のまま残ってると思われます。
こちらは角にある食堂跡。
こんな店に夕暮れに入り、暗くなるまで酒を飲んだくれたい。
アーケードの北側終点。
ここから東の社宅街へ入ります。
木造平屋の長屋が非常に良く残っています。空き家もあるけど比較的少ない感じです。戦前の木造建築ですが、きれいに維持されています。
商店街の裏側。なんとなく、すべてがちょっと小さいサイズなんですね。
これがまたいい感じです。新横浜ラーメン博物館の館内建築のようです。
長屋の通りを旅します。折り畳み自転車は軽くて小さいのでこんな道に最適。
だけど長距離もしれっと行けてしまう超万能自転車なんです。
こちらは2階建て長屋群。
むちゃくちゃかっこいいんやけど。本当に渋いなあ。
こちらは銭湯です。今はやってないのかな?
所変わって、南へ移動します。古くからの相生の集落へ。
集落入口にある寄棟の長屋。既に空き家になっています。割れたガラスから屋内を覗くと、玄関の飾り窓に竹の装飾が見えています。何気ない和風建築のこんなところがタマランわけです。
その奥には謎のレンガ塀。
丁番があった形跡があります。醤油工場跡かな?
鉄扉が残っています。
大谷川に沿って東へ向かいます。
私の好きな木造家屋が並んでイイ感じです。
残り少なくなった港町の銭湯の都湯さんです。大正時代創業の歴史ある銭湯。
しかし、玄関袖には「廃業を検討中」とのお知らせが・・・入るなら今のうちです。
集落内をフラフラしているうちに朝日が昇ってきた。暑い・・・・
日陰へ逃げるべく、幅90cmの路地へ。ロードバイクでここはいかんでしょ(^^♪
路地の先は古民家の解体跡地。井戸だけが残されていました。
海べに出て休憩です。山影は涼しい。岸壁に座って朝ごはんいただきます。
帰りにも渋い建築を撮影。こちらは元旅館だったそうです。
市街に戻ってきました。喫茶クレッセンドは既に閉店。
駅近くのモータースにはふそうの看板。
7時を回ると人がいっぱい出てきますな。駅には学生がバス待ち中。
市街西側の旧道を下ります。道端の石碑を観察していると、そばの柱がえらく古臭い。
何これ?両側に建ってます。
先端は球状の化粧があります。かつての商店街のアーチ跡っぽい。
あっちこっちに井戸があります。水道が普及するまでは、欠かせなかったものの筈。
神社の入り口には古い酒屋。こちらも閉店しているようです。
参道を登って朝一の参拝をしました。
うろうろしていたらもう8時。時間がヤバい。しかし楽しすぎるな。
そろそろ母艦ハイエースに戻りましょう。
こちらは古い医院跡を保存されているようです。
市役所に戻る途中にもアーチの跡があります。
この道路は海沿いの橋ができるまでは、姫路から赤穂へ至る国道だったようなので、当時の名残でしょうか。
8時過ぎにハイエースに戻り、バイパスを走って帰宅しました。
相生はラビットを購入した翌年の1999年に一度訪問していますが、
集落をじっくり回るのはやっぱり折り畳み自転車に限りますね。
しかし相生は古い建物が残る良い町で気に入りました。また訪問します。