芸備線・木次線サイクリングの日は、自宅を朝4時前にハイエースで出て、
午前7時に駅前駐車場に到着。
ピコ森は岡山から9時過ぎ着のやくもに乗ってくるので、
それまでの間に新見市内を散策します。
新見は、古くからたたらと高梁川の舟運で栄えた町で、
高梁川沿いの市街地には古い建築物が多数残っています。
休日の朝7時の街はさすがにひっそりしています。
しかし、徐々に部活動らしき高校生が駅にちらほらやってきました。
駅前に激渋食堂を発見。さすがにまだ開店前。
この備中そばが食べたいなあ。
高梁川に沿って、駅周辺をうろうろ・・・
かっこいい美容院の看板。
駅前通りにはかつての商店街。
昔の街並みが残るのは、駅から岡山側に下った地点です。
上流側の橋を渡ります。
橋のそばの商店跡には巨大ペプシ看板。
角の酒屋もしぶいですねえ。朝なので閉まってますが、
営業されるんでしょうか。
向こうのモータースにサンバー発見。
中期型の水色ディアスワゴンですね。
南下しながら山側を覗くと、室?防空壕?がちらっと見えます。
この食堂も古い。こちらはばりばりの現役。
ぜひ一度食べてみたい!
ここから旧市街地です。かつてはアーケードがあったようですが、
10年ほど前に撤去されたようです。
UCCコーヒーバザールってよく聞きましたねえ。
こちらは現役の店舗です。
商店街専用駐車場。
その駐車場の管理小屋。この細いドアとチケット受け渡しの小窓がいい!
小屋は建築の基本。
既に商店街は閉店した店が多数。
正面の虫籠窓の建物は明治時代の建築らしいです。
そして、三味線横丁と呼ばれるかつての繁華街へ。
この沿道にはかつて料亭や旅館が立ち並んでいたそうです。
グーグルマップでは残っている古い建物が少ないと書かれていましたが、
雰囲気のある路地で私は気に入りました。
さらに街を南下します。
欄間ガラスにある文字は左書き。戦前モノです。
道沿いのモータースのショールームに、古い二輪が並べられています。
ピジョン、そしてわれらのラビットです。
ハイスーパーとS601が見えますね。この奥にはツーリングや
301もあるようです。
こうやってみると、やっぱりロクマルの存在感は別格です。
靴屋さんだったと思われる建物。
路地を徘徊していると、裏道で雑貨屋跡を発見。
よく見ると崑ちゃんのオロナミンC看板が残っていました。
さすがのホーローも既にサビサビです。
硝子戸には商品のステッカーが・・・
関口宏氏のガムのステッカー。
ボンカレーもあります。
ペプシとコーラーの看板も残存。
水路上に立っている家も多いようです。
住宅の玄関かと思ったら、水路への降り口で驚きました。
これはまた個性的な建物。
不動産業の事務所のよう。
正面側はスクラッチタイル張です。
戦後の建物でしょうか。
川沿いに立つ食堂。こういう建物も面白い。
2時間ほどうろうろしました。
早朝の街は人通りもなく、景色を独り占めでき満足です。
もうすぐピコ森がやってきます。
駅のそばで最後の国鉄型特急電車を見てからピコ森と合流しました。
新見の街はコンパクトながら、見どころいっぱいで非常に良かったデス。
宿泊して、飲みにいって街を散策したい。