レオの趣味生活 加古川ガレージ日誌

折りたたみ自転車の散歩がメインです(^^♪

折りたたみ自転車で兵庫→九州を目指す旅 完結編1

tern vergeで1年かけて九州を目指してきました。

残る区間は新山口→門司港の約80キロです。

 

この土曜日は珍しく固定された用事がありません。

スマホの天気予報では晴れ時々曇り。

風も追い風でサイクリングには最高です。

この日を逃すと真夏になってしまう!と奥さんに頼んで、

出かけさせてもらいました。

 

仕事を終えた金曜の夜8時に自宅を出発。

youtubeでジャズを聴きながら、

山陽道400キロをひたすら走って午前1時に新山口駅に到着。

駅南の駐車場で仮眠します。

寒いかと思ってたら、蒸し暑かったι(´Д`υ)

 

4時半に起床し、自転車の準備をして5時に出発。

門司港までは約80キロ、トラブルなければ今日1日で十分着けると思います。

 

早速車1台分しか幅のない超長い通路橋で山陽線を越えます。

4月に旅を終えた地点で出発の記念撮影。

 

まったりした旧街道の集落を抜けていきましょう。


街道の橋は大正4年築造。ラビットスバルどころか、

馬牛の時代ですね。

 

国道2号を西へ進めば近道ですが、道が狭くて危ないので、

海沿いの宇部、小野田経由で西へ向かいます。

早朝でもあり道路は非常に車が少なく、

歩道もほぼ完備で安全に走行できます。

当然旧道がある区間は遠回りでもそちらを行きます。

 

阿知須駅に到着。この付近はコンクリ舗装の道が多くて

昭和っぽいです。

 

旧街道沿いには立派なレンガ塀を擁する屋敷が立ち並んでいます。

バス停をお借りして、コンビニで買ったパンで朝食。

気になるものはできるだけ撮影していきます。

スバルのモータースがありました。サンバーやプレオがいっぱい並んでるな。

10年後は超稀少車になるでしょうね。

 

海岸に降りて撮影。天気は曇天、少し蒸し暑いです。

服装を夏装備にしてきて良かった。

 

向こうに見える古い橋の造形がむっちゃかっこいいんですが('ω')

こちらは有名な長生炭鉱跡の2基のピーヤです。

宇部炭鉱 - Wikipedia

ただただ、凄みしかないです。

 

宇部空港そばを抜けて宇部の市街に入ります。

なかなか渋い建物が多い町です。

 

商店街の門構えが随所に見られます。

 

踏切の標識は古い蒸気機関車タイプ。

 

廃川敷にかかる橋もごっつい無骨ですね。

もともと炭鉱地帯なので、重量車が通るからでしょうか。

築造は昭和12年。

 

街道沿いの凝った意匠のたばこ店。

ストビューで見ると、2013年時点では営業されているようでした。

営業してるときにジュースとか買ってみたかったなあ。

 

渋い街並みを抜けて行きます。


厚東川を渡っていると、小野田線の電車と遭遇。


国鉄時代の車両は日本の風景にマッチしますね。

 

ストビューで厳選したこんなマニアックなルートを走ります。

曲がる位置はストビューにマーキングしているので、

確実にルートをなぞることができます。

とにかく車の来ない道、古い集落を繋ぐ道を選んで走る。

 

妻崎駅に到着。

小さいながらも交換駅で、側線もあります。

駅舎は古い木造駅舎です。

 

待合室内の列車到着の案内板もぼんやり灯りがともる古いタイプです。

もちろん誰も居ない無人駅ですが、

列車が来ると、「ピュルルワアアア、ア、ピュワアアア・・・」と

ブザーというか、警報音が途切れ途切れになりながら鳴ります。

www.youtube.com

おっさんにはこれがたまらんのですわ。

秋の夕暮れ時に聞いたら昭和すぎて悶絶しますよ。

子どものころ見た昭和の夕暮れを思い出します。

昭和な待合室でゆっくり休憩していると、

1両編成のクモハ123がゆっくり停車して、発車して行きました。

続く