外出制限も解けたので、家族でサイクリングに出かけました。
目的地は岡山県の旧片上鉄道廃線跡のサイクリングコースです。
吉井川に沿って走り、鉱山町の柵原に至るコースです。
このあたりは、鉄道の現役時代から何度も訪問しているので、ある意味勝手知ってるエリアです。
朝5時半に起床し、家族の自転車を積み込んで、
眠たがる家族をたたき起こして7時に出発。
片上から全線走破しようかと思いましたが、
ちょっと距離が長すぎるので、和気駅から柵原を目指すことにしました。
和気駅前駐車場にハイエースを止め、8時40分に出発。
今日のマシンは、
長女がtern verge n8,
長男がダホンルート、
奥さんが16年物ダホンOEM20インチ、
そして私がルノーライト8変速なし!です。
和気の古い集落を散策します。
私の好きな旧和気郵便局です。残ってて良かった。
家族は、「お父さんの趣味やん」と若干不満げ。
鉄道跡に入り吉井川に沿って北上します。
木陰のロードで車も来ないし安全で緩勾配で走りやすいです。
1988年と91年に片上鉄道乗車後、廃線跡を走るのは初めてです。
当時の駅舎が一部保存されています。
一部に残る古い建物。
鉄道の信号機が残されています。
あれは古い360軽の荷台やな。
オバフェンがないから、B360かミニカとかの荷台かな。
流石岡山、古いものが残ってるわ。
※帰ってから調べると、フックの位置やパネルの割り付けから、
ミゼットの荷台のようですね。
2時間ほど走ったところで奥さんがヘロヘロになってきました。
いつまで走るのーと苦情を申し立てる家族をなだめて、
なんとか吉ヶ原に到着。
この駅は結構よく来てます。
1991年には悪友ピコ森とレンタカーで訪問しました。
その時はレンタカーのローレルでこの駅前で車中泊しました。
当時の朝一番の列車がこの写真です。
こちらは今日の姿。
あれから29年、既に廃線跡の雰囲気も失われた箇所が多いです。
時間が過ぎるの早いなあ。
ちょうど11時、今からたまごかけご飯を食べます。
有名な卵かけご飯の店、「らん」です。
開店と同時についたので待つことなく店内に入れました。
全員定食を注文します。
やってきました。
たまごとごはん、みそ汁、漬物、これに黄ニラ餃子がつきます。
卵かけご飯にはいろいろなタレをかけて楽しめます。
早速卵をご飯に投入し食べます。
どのたれも味に深みがあってうまいなあ、私はしそが気に入りました。
熱々みそ汁もしっかり出汁ががとってあってうまかった。
意外と量があって、結構満足できます。
けど私はおかわりしましたが。
満腹になって来た道を戻りますが、
奥さんがもうしんどいといいます。
バスでもあれば乗ってもらうところですが、そんなええもんありません。
適当なカフェまで行って、そこでお茶でもしてもらって、
その間に私がternで爆走して車を取りに行くしかないようです。
しかし、天気は良く風が涼しくて、
緑の木立の中、吉井川を見ながら走るのはとても快適でした。
周匝の町はずれにカフェがあるようですが、閉まってるようで断念。
結局和気まで走るしかなくなりました。
奥さんの様子を見ながら走っていたら、長女が派手に転倒!
どうやら下り坂でフロントブレーキを掛けすぎたようです。
ケガがひどくないようで良かった。
塩田の町で休憩。
駅跡の自販機でお茶を買います。
この地点でも29年前に写真を撮っていました。
トンネルを抜けて・・・
途中サンバーが捨てられています。
バンのディアスです。富士重謹製サンバー、貴重車種やないですか。
部品取りに欲しい。
そして14時半に和気まで戻ってきました。
奥さんはもうボーゼンです。
長女はバトミントンで鍛えているので全然OK,
意外だったのが長男で、まだ走りたいと言ってます。
結構頑張って走っていたのでなかなかやるなあと感心しました。
これならいろんなところに走りに行けそうです。
私は14インチルノーですが、
子供に合わせて走ってるし、鉄道跡のため急な峠などがないので
全然楽勝でした。
さすがにternならもっと楽ですけどね。
総走行距離は55キロ、結構走ったほうです。
長男がまた行きたいと言ってるので、新たなコースを見つけたいと思います。