仕事が一段落したので、半休をもらって午後のチャリ散歩です。
道端でアヤシイものを探すチャリ旅(*'ω'*)
見にくいけど、前方にサンバークラッシックを発見。
維持がむつかしいようです。
お次はR2。華麗に低速でコーナーを攻めています。
加古川の河川敷は寒風が吹きまくってます。寒いけど、チャリで体が暖まってきました。
ちょっと違う道をいきましょか。
どこの山中やねんといった雰囲気の道。
里山のドングリが落ちている道を行きます。
2005年加古川駅の高架化に併せ、加古川橋梁も新たなトラス橋に架け替えられました。トラス橋の南、この位置ですが・・・
昭和5年の写真です。かつてニッケ工場を結ぶトロッコ軌道の専用橋がありました。
しかもニッケのネオンサイン付!
この方向も・・・
昭和の初めはこんな感じ。
JR橋梁から南を見ると、こうです。
新幹線や加古川バイパス、山陽道がなかった時代、山陽線は列島の大動脈でした。蒸気機関車が牽引する夜の客車列車に向けて、ニッケ工場をPRするために設置されたようです。
ニッケ専用橋は昔から存在は知ってましたが、専用橋のネオンはこの度初めて知りました。今から94年前、昭和の初めの加古川って、点在するわらぶき農家に裸電球が灯る超絶ド田舎でしょうが、全国的にも相当斬新な設備だったはずです。
この記事は、国会図書館デジタルコレクションで発見。このネオンサインは加古川市史にも出てこないようですが、当時の加古川の先進性が伺えます。
専用橋は昭和30年代に撤去され、今は枯草が風に揺れています。
ついでにJR線の加古川旧橋梁の最終日写真。2005年5月25日の撮影です。
この橋梁はニッケのネオンを知っていたんでしょうね。
もう少し下ると、国道2号の手前に旧西国街道の初代鉄製加古川橋のピアが残っています。
こちらは大正2年築造なので、相当に古いモノです。
良く残ってるなと思いますが、加古川橋の架け替えにより間もなく姿を消しそうです。
まったり冬の河川敷をサイクリングし、昔を偲んでから、久々に加古川町のソトノマさんでお茶しました。
その後、いきつけのコーヒー豆屋さんで半月分の豆を購入して帰宅。
みるっこで豆を挽き、コーヒーを淹れて、まったりした半休を満喫できました(^^♪