コロナやなんやかんやあって、久々に家族で泊まりの旅行です。
行き先は足摺岬、6年前にもカングーで行きましたが、
前回は台風の警報発令中で天気が非常に悪かったです。
今回はそれなりに良い天気の予報。
ハイエースにラビット積んで現地で長男乗せるか!と考えて、
結局そのような時間がなさそうなので、朝6時にインプで自宅を出発。
事前にハイウェイパスを購入し、淡路島経由で須崎まですっ飛ばしました。
須崎では高知名物アイスクリンを購入します。
そのまま西へ向かい、梼原町に着きました。
1993年9月に現ちゃり四国ツアーで通過した街ですが、随分と町が綺麗になってる。
とりあえず、昼飯。
ラーメンくものうえさんです。
おいしいチャーハンと鶏そばをいただきました。鶏だしが効いた私の好きなラーメンでした。
食事後は町内の建築巡りをします。
建築家隈研吾さんのカッコいい建築が多数あります。
地場木材が多用されており、木のぬくもりがある図書館です。半分は吹き抜けで、スキップフロア活かして本棚となっており、立体構成も面白い。
何気に鉄道コーナーの蔵書がマニアックで激渋。関係者が集めたとしか思えないモノばかりです。「レイル」「岡山から汽車を求めて」「自転車に抜かれたコッペル達」って、中学生のことアホほど読みたかったヤツですやん。(レイルは持ってました(;^_^A)
図書館のほか、町内には名建築があちこちに・・・
しかし、戦前の芝居小屋のゆすはら座を見るのを忘れていました。
まあ、再度来る理由になるから、ええか。
18:00には夕食なので、宿へ向かいます。
沈下橋で涼みましょう。
先週の台風の影響か、濁流ではないけど、水量が多い。
しかし橋の下の溜まりは水が澄んで綺麗です。さすが四万十川。
長男と水に入って遊んでいたら、黄と黒のシマシマ警戒色のデカいヤンキーが因縁をつけてきました。顔がどう見ても怒っています。どうやら私の行動の何かが気に入らなかった模様。
無視しながらゆっくりインプに戻ると、ひつこく粘着してついてきます。
スマホを持ってる手首あたりをブンブン飛びやがる。
この場合、手で振り払ったりすると、「なんどいやコラあ!!」と更にDQN化するので、完全無視でしゃがんでじっとしました。
奴が離れたすきにインプに乗り込むと、フロントガラスに突撃してきやがった。
こういう輩は刺激しないことが肝心です。
ここから支流に沿って進みます。この道路はかつての森林鉄道跡です。
この奥にちょっと見たいモノがある。
通過するたびにわざわざ奥から出てきて挨拶してくれるお犬様の酒屋前を通って・・・
目標物に到着。古い高知県バスです。
三菱ふそうのMR400系で、昭和40年頃のモデルみたいです。
先日復活した旭川電気軌道の六輪バスと同じ顔。
古いバスってかっこいいなあ。
古い航空写真によると、昭和55年ごろにはこの地に倉庫として置かれたようです。
タイヤの製造年は劣化で見えませんでした。
パンクしていないので、昭和48年ごろの空気が入ってると思います(^^♪
ちなみに家族は「どうでもええ・・・」とのこと。
では宿へ急ぎましょう。土佐くろしお鉄道をくぐって三原村方面へ抜け、
2車線の林道で海側へ出ます。このころから土砂降りの雨が降ってきました。
道路は完全舗装で広いけど、トンデモない四国の山中の人口希薄地帯で地形が険しい。
対向車も全く来ないし、道路上に枝や頭大の岩が落ちていたりして、
イイ感じではありません。崖崩れが怖いので、そそくさと通り抜けました。
40分ほど無人地帯を走って、やっと太平洋側へ出ました。
17時に宿へ無事到着。今日の宿は、足摺岬の先端にある足摺テルメです。
今日の部屋は、太平洋を眺めるグランピングテントです。
テントであっても空調が効いているので、普通の屋内と変わりまりません。
面積は10畳ぐらいかな。ベッドはダブル二つです。室内は綺麗で備品もおしゃれでいい感じ。
荷物を置いたらすぐ晩御飯です。ホテルのレストランでいただきます。
まずは地ビールから。
今日はフレンチのコースです。
どの料理も鮮烈でうまい、特にこのカルパッチョ最高でした。
ワインも飲んでいい感じに酔っぱらいました。
ディナーの後は夫婦で日本酒バーに行きます。日本酒飲み比べです。
20種類ほどから好きな銘柄を選らんで飲み比べ。
酒はどれもやばい旨さ。冷酒が身に染みるなあ・・・飲みだしたらキリがないです。
飲んだ後は部屋に帰り、ウッドデッキで涼みます。
兵庫県よりかなり涼しいですね。気温は25度ぐらいかな。
太平洋に月明かりが反射しています。幻想的。
翌朝まで爆睡させていただきました(^^♪
続く