週末に舞鶴に行ったので、家に帰ってグーグルマップでルートを再確認中、
福知山市の9号線沿いに、
激烈渋い昭和の喫茶店を見つけてしまいました。
たまたま午後から休みが取れたので、早速現地確認に飛びます。
2時まで会議があったので、2時10分に職場を出発。
一眼レフ持ってない、コンデジ不調、スマホバッテリー残量少ない、
と最悪のコンディションですが、何とかなるでしょう。
昭和の店はラビットで行くべきですが、
現地まで100キロ弱あるし自宅で乗り換えてる時間はありません。
通勤専用車PCX160でそのまま向かいます。
国道175号を走り、西脇を経由し、氷上で高速に乗って
舞鶴道で福知山に到着。店についたのは16時過ぎでした。
ここです。ファミリー喫茶マイルドさんです(^^♪
うーん、マイルド?なんでマイルド?
ファミリーってとこもポイント高い。
国道9号に沿って建つ超絶渋い外観!
正面はシンメトリーにデザインされています。
このボタ吹きリシンみたいな外装は何?
水色の外装が強烈なインパクトを放ちます。
定番のアールのついたfix窓、
そして軒先の鉢巻きに切り文字「マイルド」の看板、
これぞ昭和の街道沿いの喫茶店です。
駐車場先の看板柱も素晴らしいストラクチャーです。
特にナイフとフォークのサインが最高です。
全然躊躇せず入店します。
店内では地元のおっちゃんが店主としゃべってはりました。
入るといきなり電話室があり、両サイドが客席、奥右手がカウンター付きの厨房、
更に奥が倉庫と休憩室等を思われます。
建物はおそらく昭和40年代後半のものと思います。
内装の仕様はモロ昭和の喫茶店ですが、超絶に古いわけでもない、
クロスの感じから、昭和60年ごろに改修したんではないでしょうか。
国道側の席に座り、メニューを考えます。
グーグルのレビューでタマゴサンドがうまい!とあったので、
コーヒーと一緒に注文しました。
国道9号を走るトラックの音を聞きながら、
料理ができるのを待ちます。
マスターが厨房で調理してくれる音が聞こえます。
これはまさに昭和の雰囲気。
常連客のおやじさんが帰ったので、私一人になりました。
ほどなくコーヒーとタマゴサンドが到着。
おおー!これはなかなかのボリュームですね。
早速コーヒーをいただきます。
酸味のある熱々コーヒーでうまい!
サンドイッチは卵ときゅうりです。
薄焼き卵の焼き面が黒っぽいです。なんでしょう?
焦げてるのか??とりあえず食べてみます。
!?おいしいやん。なんやろ?黒蜜?
甘みがあるけどマスタードの酸味辛みもある。
なんとも言えず深い味。なるほどこれはいいです。
しかし、食パン4枚使用で500円!ちょっと安すぎませんか?
夕暮れの国道を行くトラックを見ながら、ゆっくりサンドを食べて
子どものころ家族でいった昭和のレストランを回想しました。
完食後、店の奥で休憩されてたおやじさんを呼んで会計しました。
コーヒーとサンドで850円でした。安い!
レジスターも渋いですねえ。
店を出て外観をじっくり観察。
これは「絶メシ、ホー、エバー・・・」って言ってしまいますわ。
料理もうまかったし、店の感じも良かった。
寡黙なおやじさんが実直に料理してくれ、
かつ安価に提供してくれる良店でした。
バイクで90km走っていく価値あった!(^^)!
次はナポリタン?ハンバーグ、いや、焼き飯も食べに行きたい。
では帰ります。
スマホのバッテリーが死亡寸前ですが、帰りは急がないので下道で帰ります。
人間ナビの私の勘で、黒井から氷上に抜け、
国道175号バイパスは嫌いなんで多可町を通って帰りました。
PCX160は非常に快適で全然疲れませんでした。
帰りの燃費はリッターあたり50kmをマーク!
180キロ走ったので、4リットル使ったとしても、
ガソリン代は500円行ってないことになります。
交通費もリーズナブルに、平日の午後の昭和レトロな喫茶店で
美味しいお茶が飲めて非常に満足できました。
マイルドさん、また伺いたいと思います。