造船の町、岡山県玉野市にある食堂ふじを訪れました。
玉野の街は30年ぶりです。
街並み全体がすさまじい昭和っぷり、いや本当に素晴らしいんですが、
それは後日紹介するとして、食堂ふじの訪問記です。
食堂ふじは玉野市の中心部、玉の街中にあります。
店の前は昭和47年まで玉野市営鉄道の線路敷でした。
現在は廃線となり、軌道跡が駐車場になっています。
PCXを軌道跡の駐車場に止め、外観を観察します。
昭和30年~40年代テイストの建物がいい味を出しています。
店の看板もレトロでよいです。
店の前には今日のメニューがあります。
日替わり定食はハンバーグか魚か選べます。
とりあえず入店して考えます。
入店すると、優しい若奥さんが出迎えてくれました。
失礼ながら、絶対にひとみ婆さん風味の店主が出てくると思っていたので
ギャップに驚きました。
てきぱきとした奥さんに日替わりを注文。
悩んだ末、魚にしました。
料理ができるまで店内を観察。
店は古いですが綺麗に掃除されており、清潔感があります。
先客はおばあさんと、お母さんと女子高生の親子づれ。
皆さん定食を食べているようです。
しばらく待って定食が到着。
さわらの塩焼き、味噌汁、マカロニサラダ、
山芋の天ぷら?茄子の小鉢とごはん。
うまそう、早速いただきます。
さわらはいい塩加減、味噌汁も具沢山でうまいです。
山芋?の天ぷらはめっちゃ熱々でサクサクしてこれもうまかった。
定番の定食で安心して頂けます。
昭和の雰囲気がそのままの店内でゆっくり飯を食べていると、
店の前を玉野市電が通過する音が聞こえてくるようです。
白熱灯が灯る夜の雰囲気もいいやろなあ。
会計は700円でした。
他のメニューもいろいろあるようですが全体に価格が安い。
むちゃくちゃまったりできました。この店ホント最高です。
絶メシホーエバーを超えて、令和の現代に生きる正にヘーブンな空間でした。