最近サンバーばかりいじってましたが、ラビットもやります。
S301Aの復活整備です。
去年に実家ガレージから引き上げてきましたが、
放置していたので重い腰を上げます。
このA型は、20年前に兵庫県中部で入手した計3台の合成車です。
うち1台はいわゆるモロ初期型の1961年製で、エンジン番号は1000番台でした。なんと60年前のスクーター!
上の写真は2002年の入手当時ですが、このあと外装のみモロ初期仕様に変更しました。余談ですが周囲の車も今ではほとんどが見かけないやつになってますねえ・・・
まあ、この301はこの後実家ガレージで長期睡眠に入るんですが・・・
とりあえずキックテストすると、キックが降りん。
なぜ?20年前は走って加古川ウェルネスまで行けましたが、
その後の車庫保管で固着したのか?
更にバッテリーを乗せ、キーをオンにしても電源が入らない。
メーターのインジケーターがオンにしても点かない。
サビサビのヒューズホルダーが一番怪しい。
どこで入手したか完全に忘れたが、301Aの新品ヒューズホルダーがあったので
交換すると無事電源が入りました。
ちなみに301のバッテリーは台湾ユアサの12Vの1個積みで使用しています。
安い中華バッテリーよりこちらを使用したほうが結果的に安心安価です。
以前はオリジナルにこだわって6Vの2個積みしてましたが、
値段もめっちゃ高いし、メリットは見てくれだけなのでやめました。
ついでにバッテリーはこの充電器に常時接続しています。
有名なバッテリーテンダーも持ってますが 、こちらの安い方でも
全然問題ないです。乗る頻度の少ない旧車には超おすすめです。
エンジンは予備と交換することにします。
再び実家ガレージに行き、腰をイワシながら予備エンジンを持ってきました。
クソ重い。センチョー関節がまたイってまいそう。
301のエンジン下ろしは比較的簡単なのでまだ気が楽です。
重いのだけが難点です。
エンジン下にジャッキをかませ、スイングアームのボルトを緩めて外しました。
↑ウッドデッキの新たな使用法を考案しました。
「ラビットスクーターを、引っかけとく」www
この後、腰をいたわりながらエンジンを換装しました。
しかし世間でいう3K作業(キケン・キツイ・キタナイ)どころか
クサイ、キモイもついた5Kの連続ですわ。
なぜかわからんけどこんな作業が好きちゅうのも酔狂の沙汰で困りもんです。
さらなる難関はエンジン掃除です。
完全に洗浄するのはしんどいので、ひどい汚れだけを落としました。
この301は20年前にブレーキスイッチを外したままなので、
スイッチを整備の上取り付けます。
が、スイッチもぼろ過ぎ。シャフトの固着がどうしても外れん。
仕方ないのでB型用(多分)の予備品に交換しますが、
AとBではブラケットも違うようです。
なのでリベットのカシメを外してブラケットを交換します。
A型のリベットは真鍮?B型はアルミなんかな?材質が違う。
サンバーと同様、結構小変更がありますね。
交換するスイッチ内部は比較的良好なので、そのまま使うことにします。
リベットの代わりに3mm×30mmの皿ボルトで固定します。
皿ボルトはブラケット側を皿にして固定します。
リヤブレーキケーブルもいかれてました。
エンドの調整ナットを外そうとしたらナットがもげました。
こいつも交換です。もっかい実家ガレージにいかなあきません。
これは復活までだいぶんかかりそうやなア。
休憩がてらにサンバーで社町の闘竜灘まで散歩しました。
サンバー快適ですわ。パワステ、AT,エアコンまで付いてます(基準がおかしい?)
4独サス、リヤエンジンの異常に凝った作りの
変態軽バスですがやっぱりこれはほんまにええっす。
壊れんかったら一生これでエエかも(;゚Д゚)