家族から、「サンバーのスライドドアが外から開けにくい」と苦情が出ました。
もともと重いドアですが、
経年変化で非常に開きにくくなっています。
ネットで情報収集後、作業開始。
必要な工具は内張りはがしのみです。
昔はこの手の工具は高価でした。
今はアマゾンで安価なセットが入手できます。
内張りには、①ドア開閉用レバーと、
②マニュアルパワーウインドウのハンドルと、
③使ったことのないなんかわからん丸いヤツがついてます。
これらを外します。
①と②は、Ωクリップで固定されているので、
内張り外しなどを隙間に突っ込んで、
Ωの下側から上へ向けて押して外します。
クリップがぶっ飛んでいかないよう注意してください。
③は引っ張るだけで外れます。
次に内張の隙間に内張り外しを入れててこの原理でクリップを外していきます。
全部外れたら内張を上へ上げるように抜き取ります。
ブチルゴムで止まっている透明ビニールを丁寧に外し、
ドアノブ機構周辺をグリスアップします。
グリスはたまたま工具箱にあった3Mの高級シリコングリスを使いました。
アウターハンドルの付け根、どうもここが一番怪しい。
グリスをぶっこんでおきます。
スムーズに動くようになりました。
これで子供の力でも楽に開けられます。
最も、アウターハンドルの付け根だけなら、
内張外さなくてもグリスアップできましたが(-_-;)
サンバーに乗り始めて既に12年、走行15万キロ目前ですが今でも絶好調だし
こんな便利かつマニアックなクルマほかにありまへん。
某掲示板に、
「他のクルマの代わりにサンバーはなりえるが、
サンバーの代わりになるクルマはサンバーしかない」
本当に名言だと思います。