八日市の食堂で食事後、身支度して再び出発。4時ごろには彦根に着かないと家に帰るのが遅くなりすぎる。彦根までの距離は20km。普通にすっ飛ばせば余裕で着くけど、きょろきょろしまくってるので、間に合うか微妙です。
最悪、途中の駅でJRに乗ることにして北へ向かいます。
それまでに八日市の街中を徘徊します。商店街アーケードがあるな。名称はやはり「本町」。
その袖の木造2階建て住宅?も気になる。
アーケードはカーブしており、途中に2つ分岐もあります。なかなか魅力的な造り。
八日市はもっとウロウロすると面白い場所があると思います。時間がないので、愛知川に沿って北へ進みます。
今回のチェックポイント。
新幹線をくぐる手前で近江鉄道の踏切を渡ります。すぐ先には五箇荘の駅。この駅から東方面に向け、廃線のようなレールがヘロヘロと延びています。
日本の昭和時代にどこにでもあった原風景。
昭和20年代の航空写真によると、軌道敷は愛知川の河川敷に至っており、その付近にトロッコらしきものも写っているので、元砂利採取線だったと思います。
現在は路線が短縮されていますが、終点付近は作業場になっており、今でも時折作業に使用されているようです。
分岐付近の踏切です。
五箇荘駅南の踏切から分岐点を見ています。右が本線、左が作業線。
駅構内には砂利運搬用と思われるトキが止まっていました。
大都会の近くなのに、こんな長閑な風景が残ってるのは素晴らしい。終点付近も見たかったけど時間がない!
五箇荘駅は立派な駅舎に更新されているようです。
この辺りから旧中山道を走ります。私の旅の主要経路である旧街道です。
風邪は追い風、気温は10度ほどで走りやすい。今日はワークマンで買ったサーモパンツを履いてきました。ちょっと暑いぐらいです。
豊郷町付近に近づいてきました。
有名な豊郷小学校に着きました。貴重なヴォーリズ建築です。冬空の下の白亜の学校、非常に美しいシンメトリー構成で、これはホントにかっこいい。是非見学させていただきたい。
しかし今日は時間がない!見学は次回にします。一時解体の危機にありながら、このように改修し保存されたのは非常にありがたいことです。見学の折には私も寄付させていただきます。
引き続き中山道を走って、彦根市に入り、犬上川の無賃橋に到着。
昭和7年築造の橋。橋を渡るのが有料だった時代に、無料で渡れたのでむちんばしと名が付いたそう。
親柱が凝ってますね。
橋を渡った先も古い建築が並んでいます。
高宮の城下町に入ってきました。
間もなく彦根。その前に駅周辺を探索します。12月の陽の光が弱い。
高宮駅は多賀大社線の分岐駅で、新幹線からも良く見えます。中学の修学旅行時に車窓からレトロな駅が見えていたのを覚えています。この度初めてこの駅にやってきました。
駅南にある激低ガードをくぐってみます。高さ1.6m。
くぐった先の多賀大社線踏切。本線と2線のヤードがあります。
ヤード2線は枯草に埋もれている。
この閑散とした雰囲気がよい。
国鉄民営化後数年たった駅のようです。JRの駅構内はみんな整理されてしまいましたね。
さて、いよいよ彦根です。子供らに受験のお守りを買ってきてと言われているので、市内の神社に向かいます。
彦根城付近にある神社にしよう。
慌てて走って、滋賀県護国神社に到着。受付でお守りを購入しました。
速攻で駅に向かう。15:52の新快速に乗りたい。それでも自宅に着くのは20時過ぎです。彦根滞在時間はわずか15分!もっと市内を巡りたかった。後で知りましたが、城の近くにミニベロ取扱店があったんですね。ternも扱ってるそうです。
次は立ち寄らせていただきます。
無事に播州赤穂行に乗車できました。電車は12両で空いていました。
彦根から15分ほどで近江八幡に到着。めちゃくちゃ早い。駅でternを展開し、サンバーに戻りました。
途中、菩提寺PAでお土産を買い、大津付近で20分ほど渋滞につかまりました。その後の新名神ー山陽道は特に渋滞なし。サンバーは飛ばすクルマでないので、割り切って走行車線を80kmで流して帰ると非常に快適でした。長距離も全然問題ないですね。
とにかくキョロキョロして撮影ばかりして走っているので、進むのに時間がかかる。この日は、40km強を昼休憩含めて4時間半かかって走行しました。まあ、旧街道でまったりするのが目的なのでいいんだけど(^^♪
今回の大発見
わ、われらラビットスバルの同期生、初代サンバー様が放置されてましたよ!さすがにこれだけ古いクルマはなかなか見かけないですねえ。意外と状態は良さげだし、リヤドアに商店の屋号も残っているようで、非常に貴重なものを拝めました(^^♪