北海道道東の旅2日目です。
朝は6時に起床、すぐに風呂に入りに行きます。
相変わらず風呂はすごかった。入りきれない数の浴槽です。
朝食もバイキングにしては質が高くてうまかった。
荷物をまとめ、宿を出発します。
今日の目的地は釧路湿原です。
釧路川でカヌーツーリングの予定です。
若いころ、ベニヤ板で自作したカヌーを持っていて、
20年前から釧路川でカヌーをしたいと思いながら、やっと実現できました。
↑20歳代に作った自作カヌーで加古川を下る写真
釧路市内を経由し、約2時間で細岡に到着。
細岡駅に車を置いて、ノロッコ号で塘路まで移動します。
DE10けん引の絶滅危惧種51系客車列車です。
50系の客車はかつては播但線、姫新線、筑豊線、上山田線、
山陰線、四国でも高知行き夜行でピコ森と乗ったな、
東北でも板谷峠で乗ったわ。とにかく何度も乗った車両です。
現在国内で稼働中はここと真岡鉄道だけじゃないでしょうか。
ノロッコ云々よりもこの50系(51系か)が珍しい。
車内は国鉄時代そのままで、扇風機もブン回っており
非常に懐かしかったです。
列車は湿原のそばを軽快に走り、ほどなく塘路に到着しました。
塘路も昭和30年代までは阿歴内や久著呂へ至る簡易軌道との接続駅でしたが、
その面影は薄いです。
駅の西と東に砂利道で軌道跡が続くだけです。
久著呂へ至る軌道跡は無人の湿原の中をひょろひょろと伸びていて、
たかだか数十年前までここに馬が引くトロッコが走っていたことに驚きます。
今はさびれていますが、簡易軌道が現役だったころを見たかったなあ。
塘路駅にはカヌーのインストラクターが迎えに来てくれていて、
出発点まで送ってくれました。
ライフジャケットをつけて、2隻に分乗して出発です。
釧網線の鉄橋をくぐり、湿原の中を進みます。
大自然の川をゆったり下るカヌーは素晴らしい。
こんな川が家の近くにあればずっと通いそうです。
加古川もそれなりに面白いですが、
めっちゃ浅い箇所や急激な場所もあって、
しかも水がばっちいとこも多くなかなか進めませんでした。
オジロワシがいました。
更にエゾシカも。
子供らは喜んでいます。
大自然を満喫して、2時間ほどで終点細岡に到着。
インストラクターに細岡展望台まで送ってもらいました。
展望台を見物後、車に戻ります。
しかしムシ暑い、35度あります。家のへんと変わらん温度です。
こっから車をぶっ飛ばし、夕方までに知床へ向かいます。
地平線の見える草原を走り、天気がいいので裏摩周展望台に寄ります。
私は何度も来てますが、子供らにも見せてやろうと思い寄りました。
景色が一望でき非常によかったですが、子供に「どうや?」と聞くと
「暑い」とのこと。確かに暑い。気温36度です。
そのまま北上し、北海道に来たらいつも拠点にしていた
清里町を通過します。
今日も斜里岳がきれいに見えていました。
斜里から海岸線を走り、今日の宿に到着しました。
KIKI知床ナチュラルリゾートです。
宿についたのは18時過ぎだったので、すぐに食事にします。
ここの夕食もよかった。
メニューが多いしどれもうまい。
大量に食べて、うちの実家は酒飲みばっかりなので飲んだくれて
風呂に入って寝ました。
明日は早朝からツアーなので早く起きないとあかんけど、
起きれるやろか?