先日、今昔マップを眺めていたら、
神戸市西区の神出地区に発電所の表記があるのを見つけました。
神出に発電所?聞いたことないなあ。
当然現代の地図に表記はありません。
ウェブで調べたところ、情報を発見。
どうやら、有名な淡山疏水の施設の一つだったようで、
大正時代に建設され昭和30年代に廃止されたそうです。
早速ラビットで見に行ってみます。
旧国道175号の西濃運輸北から集落へ入ると、竹やぶと、
その隙間から落ち込んだ下に、沼のような池が見えてきました。
どうやらこのあたりの様です。
なるほど、確かに竹やぶの斜面に古いヒューム管が見えます。
この斜面を降りた池のそばに、木造平屋建ての発電所があったようですが、
ゴミの不法投棄もあるし、
ブキミな激藪でとてもおりれそうにないです。
ズームしてみると平地があるようなないような・・・
現役当時の大正時代の写真では、周囲の木が刈られていますが、
今は鬱蒼とした森の中です。
昔は木炭に木を使用していたからでしょうね。
また冬場に来てみよう。
神出発電所については、下記のサイトに詳しく記載があります。
https://blog.goo.ne.jp/inoue8652/e/581f88263fe14de759cd867c32672a60
また、稲美町に淡山疏水博物館があるので、見に行ってみようと思います。
帰りはラビットを撮影しながら帰りました。
神戸市西区神出周辺もトワイライトなゾーンが多数あってなかなかおもしろいです。
紅葉も色づいて、いい季節ですね。