レオの趣味生活 加古川ガレージ日誌

折りたたみ自転車で10年後にない景色を記録する旅

山陰ローカル紀行 前編

年度末になりやっと有給が取れた。

明日は快晴の模様。これはチャリ旅にでるしかない。

以前から考えていたルートを走ることにする。

 

4:00 家族が寝静まっている中、一人起きだして準備をする。

と言っても、今日は車中泊しないので、ハイエースにチャリと用品を積むだけ。

 

ウェブで天気を確認。

追い風6m。できれば風がないほうが良いが、追い風ならいい。

ちなみにアゲインストなら行くのをやめます。

 

4:45 加古川バイパスで夜明け前の加古川を渡る。

7:00 播但道ー中国道ー鳥取道を経由し、目的地の鳥取県に到着。目の前は日本海。

今日は道の駅を起点に鳥取県から島根県にかけて観光サイクリングをさせてもらう。

 

有名な因幡の白兎。ラビットマークが見える。

 

通勤ラッシュが始まっている国道9号を西へ向かうと、そばの崖に怪しい穴がッ!

なんだろうか。戦時中の防空壕っぽい。

 

9号旧道に入る。旧道沿いの酒屋?には未だにハウスカレーのホーロー看板が残る。

 

家々の隙間から見える水尻池。この辺りは湖や池が多い。

 

湖畔の旧道を進む。今のところ風はなく非常にのどか。気温も7度で寒くはない。

 

再び穴登場。ドアでふさがれている。

 

こちらにも穴。

 

中を覗き込んでみる。明らかに人工の穴。防空壕で間違いなさそう。

このほかにも多数穴を見かけた。

 

ここから小さな峠を超える。アサイチなので体力は十分ある。なんてことなかった。

 

峠を降りると宝木駅。山陰本線の木造駅舎もいつ消えるかわからない。立ち寄れる駅はすべて記録していく。

 

再び9号に戻り、西を目指す。今日は米子まで行きたい。右手は海で景色が非常にいい。

 

再び旧道へ。道沿いの廃屋にはふるそうなバイクが。私はこのようなバイクのことは無知なので、車名はわからない。テールレンズが人間の目のようでちょっと不気味。そばにヘルメットが落ちてるのも気持ち悪いな。

 

8:30 温泉の町浜村に到着。

 

駅前の喫茶ベニヤはすでに閉店ガラガラ。グーグルマップによるとカレーがうまかったらしい。

 

小さい町だが温泉街の趣はある。ただし廃旅館が多い。駅前通りの商店も職務放棄した店が多い。

 

旧街道とはいえ、メインの通りのそばにある廃旅館。相当な存在感。これでそのまま営業すればかえって客が来ないか?

 

街道を西へ走る。

 

集落内は旧道、集落間は新道に合流するパターンを繰り返して進む。新道のトンネルは幅員が十分あり安全に通行できる。

 

更に改良されたバイパス区間が現れた。勾配が緩いのでこちらを進む。

 

鞍部のトンネルは非常に広く走りやすい。

 

9:00  青谷駅に着いた。青谷も小さな町だが、かつては映画館が2か所もあったそうだ。その痕跡を探ってみる。

 

駅には首都圏色のキハ40が停車中。長いものは4両編成で、国鉄気動車の風格がある。何より1977年の登場からほぼ変わらない姿で走り続けているのが凄い。来年でデビューして50年。

 

集落内には凝った建築物も多い。

 

向こうは日本海。

数年前に通りがかった際見かけた映画館跡はすでに解体されていた。

 

9:30 青谷を出て更に西へ。高台に上る区間があるものの、それほどきつい坂ではない。

 

先日投稿したグーグルマップに移る旅人と同じ位置で撮影。彼はどこを目指していたのか?

 

波打ち際ぎりぎりの区間もある。打ち付ける波の音がよい。

 

10:00 延々と走り、JR倉吉駅前に着いた。昭和レトロなパチンコ屋。

 

倉吉駅付近は現代的な市街地なので、そこから数キロ南下して旧倉吉市街に向かった。

前回訪問時に見落としていた丹下健三設計の倉吉市庁舎を見に行く。昭和モダンテイストがかっこいい。

 

倉吉市の公用車はサンバーだった。わが社の社用車にも初期のTV1があったが、他部署の車両だったので一度も乗らないうちに消え去ってしまった。

 

白壁の町を散策する。気温は12度で非常に快適に走れる。前回は40度近い灼熱の中の散策だったので、熱中症寸前だった。

 

11:00 少し早めに昼食へ。前回訪問できなかった喫茶モダンさんへ。

 

開店と同時に入店できた。店内は70年代グッズ一色。

 

すべてオーナーが集めたものらしい。これだけ集めるのもすごいが、こうやって店内に展示して活用するのが特によい。

すじ肉ラーメンを注文した。熱々のスープたっぷりで非常においしいラーメン。

 

おでんだし好きにとっては最強のスープである。ホロホロのすじ肉とゆで卵も黄金コンビ。

 

ラーメンをいただきながらオーナーと談笑。私も古いもの好きと暴露すると、ホーロー看板の話になり、聖書の看板に話題が移ったが、その内容が「看板の製造過程」についてだった。さすが、本当の趣味人は視点が違うのだ。

喫茶モダン、非常に楽しい店だった。次回はラビットスクーターで寄りたい。

 

国鉄倉吉線跡にあるC11を眺めておく。

ここからまだまだ西を目指す。

とりあえず今日はここまで。