昨日の朝はP10で河川敷へ
朝コーヒーだけ飲んで、大堰経由で帰宅。色々忙しかったので土曜日はこれ1枚。
そして今日。3時半に起床し4:45にハイエースにX11を積んで出発。
5:00に厄神駅前の駐車場から出発します。厄神から出発するのは、時間短縮のため。フル自走よりも帰宅が30分早くなります。
写真より実際は暗い。真っ暗闇の中。
少し空が薄明りになってきた。旧街道を流す。
市場駅前に近づくころ、夜が明けてきた。
季節の移ろいは早いもんで、前回来た時は田植え中だったのに、もう稲穂が垂れています。
加古川線に沿って旧街道で北上。有名な大橋ラーメン。
闘竜灘で休憩します。朝日が昇ってきました。けど、暑いほどでもない。
滝野の気になるうどん屋さん。youtubeによるとかなりうまいらしい。今後奥さんと来よう。
朝日を浴びながら西脇市に入ります。
加古川線の踏切から脇道に入ると、こんな竹林内の小道でした。
野村の街の南端、小高い丘にある市営住宅団地を観察。
味わい深い状況になってます。
木造も結構残ってますね。シンプルながら、昭和30年代の日本建築の基本を押さえている感じ。このあたり、街の南の高台にあり、なかなか眺めがよい。道端の看板には「城跡」とありました。
向こうに見えるおしゃれなカフェ。ここも行かなあかん。
野間川にあるプチ景勝地の姫滝です。小さな滝ですが、古くからの逸話があるらしい。鵜が泳いでいますね。
鵜が岸に上がると、魚2匹を吐き出しました。ホントに出すんですね。小さい方は鮎?
野村の街に入り、昭和喫茶のリラが健在であるか確認します。
野村駅周辺をうろうろ。
野村からさらに北上して西脇の市街にはいります。今日はある目的で西脇へやってきました。旧国鉄鍛冶屋線西脇駅の駅前跡から路地に入ります。
ここです。
寿マーケットと言われている木造建築群です。
全蓋式の木製アーケードです。
飲食店等が並ぶマーケットだったそうです。
なかなか壮観。しばし静かに見学します。
最奥部の鮮魚店跡。
ここから東へ抜けることもできます。
振り返るとこんな感じ。3棟の配置は並行ではなく、先端がすぼまっています。このため、中央棟の最奥は幅が約1.5mしかありません。
こりゃあ、西脇一のカオス建築ですなあ。
中央部には共同便所があります。その上部には点検用でしょうか、梯子が架かっています。
実に濃いい空間でした。西脇と言えば旭マーケットが有名ですが、こちらは先日まで存在を知りませんでした。グーグルマップで偶然気づきました。
ちなみにこちらは東側からの入り口。
この建物は昭和22年の航空写真には写ってませんが、昭和38年には写っています。なので戦後の建築。現在はほぼ空き家になっているようでした。解体のうわさもあるようなので、現物を見れて良かったです。
目的を果たしたので市内をぶらぶらします。
以前夜に訪問した中華料理屋のマルシゲ方面を目指します。
マルシゲも木造アーケード内ですね(^^♪
隣のエルは閉店したのかな?
横尾忠則氏の絵画にも出てくる西脇のY字路です。軍艦の先端のようでかっこいい。
もう1軒確認したい案件があります。前回訪問時に「映画館か?」と思っていた建物は、やはり映画館跡のようです。
消えた映画館の記憶さんによると、西脇東映がこの位置にあったようです。また、古い航空写真では、映画館の建物が写っていますが、この建物はその一部と思われます。減築の上ファサードを設置して、別用途に使用していたようですね。
さて、目的を果たしましたので帰ります。
野村駅まで走っていき、駅前でX11を輪行袋に詰め、加古川線で戻りました。
X11は余裕で袋に入りました。しかもさすがに軽いです(^^♪
加古川線は結構混んでました。厄神まで戻り、ハイエースで帰宅。家に着くと9時過ぎでした。なかなか貴重な建築を見れて満足です。
で、夜に家族でちょっとドライブとなり、再び寿マーケットを確認してきました。
こういう建築は、あっというまに幻のように消えるので、1日も早く見学しないと見られなくなります。夜の姿も見れて最高でした。