レオの趣味生活 加古川ガレージ日誌

折りたたみ自転車の散歩がメインです(^^♪

水色電車の記憶

和田岬線の国鉄型通勤電車103系が、この3月で引退するそうです。

54年間京阪神緩行に運用した水色電車が完全に引退することになります。

 

103系、201系は、子供のころ母親の実家の新長田へ行く際、

いつも須磨で乗り換えた電車でした。

割り切った角型スタイルですが、テールランプや窓の配置が

絶妙で、デザイン的にもなかなかイケてると思います。

連結面にある窓から連結器やホロが見えるところも楽しかった。

1990年の学生時代、西明石にあったキングカメラでバイトして、

西明石を19時始発の空いた103系に乗るもの楽しみでした。

スカイブルーの車体がモーター音をさく裂させて爆走する姿に痺れたもんです。

 

鉄オタのくせにフィルムがもったいなかった(親に撮らせてもらえなかった)ので、

写真が少ないのですが、私が撮った水色電車の写真を何点か掲載します。

余りに普通で本当に撮ってないです。日常にあるものほど貴重になるんですな。

 

1981年、早朝の須磨海岸を走る103系。

横長シールドビーム2灯式のヘッドライト車です。

よく見ると非冷房ですね。

 

時間は過ぎて、1987年秋の加古川駅付近です。

旧高砂線跡を転用した陸橋から撮影したEF66。

66は65と重連、しかも珍しく普通貨物を牽いていますが、その向こうに加古川駅を

出発する201系が写っています。

当時は加古川まで103系達がやってきていました。

 

 

こちらは1988年7月、高校の同級生terin1go氏が明石駅で電車待ちする姿。

背後には201系。左端の登り列車線には12系客車が写っています。

201系は消えて久しいですが、12系は今も訓練列車で走っていますね。

 

201系の流し撮りも!

 

そして1990年4月。

大学入学時の新歓コンパで梅田で朝まで過ごし、

tarin1go氏と震災前の新長田駅に始発で帰ってきたところです。後ろには103系。

なお、この時点では和田岬線はまだ旧型客車で運行されていました。

そして昨年の秋、西明石電車区で休む103系です。

仲間だった113系、EF58、EF65、EF66、ブルトレ、キハ58系、キハ82系、

キハ181系などなどは、みんな消えてしまいました。

そして変わらず残ったスカイブルーの103系も間もなく

終焉を迎えようとしています。

これも時代の流れですが、なかなか寂しいものですねえ。

まあ、加古川線や播但線はまだ103系が走ってますが、

スカイブルーの103系は模型で思い出すことにします。

103系、長い間お疲れさまでした!