昨日の朝は雨が降っていたのでサイクリングしませんでした。
今朝は天気が持ちそうなので出発します。
ちょっと寝坊して、5時20分出発。
今日は8時前から娘の部活送迎なので、
手軽に加古川方面へ行きましょう。
ところで、東播地方で古い町と言えばダントツに高砂町ですが、
西国街道の宿場町だった加古川町本町付近も非常に面白いです。
昭和22年の航空写真や古い地形図と現在を見比べては
かつての姿を想像して楽しんでいます。
特に国道2号加古川大橋は間もなく架け替えられるので、
昭和2年築造の国道2号線東行沿道は、
道路も建築物群も大変貌するでしょう。
今のうちのマメに記録しておきます。
加古川の街に入ります。
駅北の旧国鉄高砂線が加古川線から分岐するあたりも古い市街地でした。
古い家屋はほとんど消滅、山陽線を超えていた高砂線の築堤も
消え去りましたが、こちらは一部が残る古い長屋。
ちなみに、高砂線のオーバークロスが残されていたころの
この付近の風景。1987年撮影。※モノクロをカラー化しました。
走っていると、駅東にあった立ち飲み屋「いわさき」が更地になってました。
超絶ショック!仕事帰りに職場の人や奥さんと飲みに行き、
めっちゃ楽しかった思い出の店です。
最初、立ち飲みなんて・・・と思ってましたが、
行ってみるとあのお気楽感最高でしたわ!
落胆しながら労金裏の路地を抜けると、ビルの谷間に古い長屋が。
こちらも戦前モノです。
見た感じ接道がないので、建て替えもなかなかむつかしいんでしょうね。
駅前通り交差点の顔ぶれ。
今日もシブいですね。隣の看板建築薬局は無くなってました😞
複雑なカオス建築。内部の平面がどうなってるのか、非常に気になる。
こちらも戦前長屋。現在も居住中で綺麗にされています。
2号線角のタバコ屋さん。
綺麗に吹き付けされているのでパット見はわかりませんが、
よく見ると昭和の看板建築です。
こちらも何かの商店だったと思われます。
実に荘重な造りのお屋敷。今は空き家のようですね。
こちらも戦前長屋。
多分この波板の下には、
かつての角店の意匠が残ってると思います。
以前ラビットがエンストした際、ドライバーをお借りしたタクシー会社さん。
戦後の建物ですが昭和40年代テイストがいいです。
このお米屋さんは新国道開通前からのものじゃないでしょうか。
この辺りは新国道ができた際の建築と思われます。
なお、この前面の道路側溝の縁石は、昭和2年改良当時の竜山石製オリジナル
のままと思われます。
後日ちゃんと撮影しときますね(^^♪
平屋の長屋が残る路地に入ります。
ここも半分以上が解体されました。
この角に入りましょう。
こちらも戦前の長屋です。
当時のままの木建がかっこいいですねえ。
性能的にはアルミサッシですが雰囲気は木建と型ガラスやなあ。
まだまだ入ったことのない路地があるので探検してみたいです。
加古川町、本当に面白いですが、古い建築物は年々消滅しています。
今年に入っても結構な数の建物が減りました。
国道が拡幅されると激変が予想されます。
参考に、昭和22年航空写真と現在の写真を並べておきます。
朝日の昇る加古川大橋を渡りました。夜明けがだんだん遅くなってきている。
東神吉集落内を散策。二俣の分岐点には古い境界石が立ってます。
個性的なベランダを持つ住宅。水抜き穴でしょうね。
なにげにデザインされている。
あとは河川敷を走り、大堰に到着。
漕艇場まで行きましたが先客がいたため、大堰に戻って朝めしです。
ベンチに座ってコーヒーを飲んでいたら、
ヤマハYPJ(多分)乗りの方に声をかけていただきました。
しばし談笑。元ブロンプトン乗りで、北海道や沖縄を走破されたとのこと。
すごいですね。またお会いしましたら宜しくお願いします。(*'▽')