ハイエースにはMGR製ベッドを積んでいます。
安価な割りに品質も高く、最高のベッドです。
しかし、幅が1.5mなので4人寝るにはキツイ。
もうちょっと快適に眠れて荷物も積める仕様にしたい。
このため、子供はベッド、両親は前席シートを倒して寝るパターン
(寝れないことはないがもっと快適に寝たい)や、
イレクターで2段ベッド化
(構造に若干不安がある、1段目がどうしても高すぎるので、
2段目の高さが確保できない)
等いろいろ試しましたが、もっと使いやすい仕様を模索中です。
家族4人が寝れてかつ折り畳み自転車4台と荷物が積めて、
大物を積む時に簡単にマットが収納できる仕様。
市販品をいろいろ検討した結果、
ベッドマットが横へ跳ね上がる仕様が一番便利な気がします。
基本形のMRT製跳ね上げベッド。
これなら簡単にマットを収納できるので、
バイクや自転車の積載に便利です。
更にマニアックになって、グラッド製のトランポ用ベッド。
このアルミ梯子とカーテンの、鉄道の寝台車仕様を目指したという
マニアックサがたまらんわ。ナハネ22か?
これは3人まで対応可能でかつマットの収納が容易です。
また、上段も折りたたみできるので、下段をベンチに使えるのも便利。
しかし価格がモンダイやな。あと、最大3人なので俺は運転席で寝ることになる・・・
悩んだ結果、とにかく自作することにします。
MGRベッドを生かしてさらに効率的な2段ベッド化を目指します。
まずはMGRのベッドをもっと高くしたい。
それには脚の継ぎ足しが必要です。
市販品ベッドでは、荷台の両サイドにベースとなる
ボックスを設置した製品が見られます。
荷台両サイドはタイヤハウスがあるので、この方式が最も効率的と考えました。
ボックスがあれば、跳ね上げ式マットの丁番取り付け元にもなります。
かつ、ボックス内にこまごましたものを収納可能です。
早速そこらへんにあったコンパネをきりちゃんこにしてボックスを作成。
端材から作ったので継ぎ足しだらけです。
とにかく試作しないと使用感がわからないのでミテクレは後です。
MGRの脚部分以外は取り外せる蓋にして、
内部に小物を入れられるようにしました。
両サイドのボックスを設置し、その上にMGRの脚を固定します。
1段目マット下地は、とりあえず家にあった
ニトリのすのこベッドを2つに切って乗せました。
そのままではたわむので、適当に足を追加しています。
2枚に分割されているので、重ねて奥に積めば後部は荷物を載せられます。
完全にとっぱらうことも可能です。
また、後席を畳めばすのこを前方へずらせるので、
リヤハッチ側に空間ができその部分に荷物を置けます。
寝るときはこの上にキャンプ用マットレスを敷きます。
これで、最下段荷物収納部は250mm、ベッド1段目は490mm、
2段目は最高高さ450mmを確保することができました。
就寝部分の高さは最低450mmはないと寝返りできません。
これで一応4人寝ることはできます。
折り畳み自転車を乗せる際は、さすがに下段ベッド部は使用できませんので、
我々夫婦は前席で寝るしかないようです。
2段ベッドに4人寝ると、さすがに狭いです。
しかし問題は横方向の寸法でなく、高さの方です。
まあ、アイマスクして寝てしまえばわからないと思います。
ベッド上部の高さ450mmは本当に最小限の寸法です。
タンスの引き出しで寝てる感がありますが、
寝られるだけましです。
上段MGRのベッドも簡単に外せるので、一番汎用性があるかと思います。
標準ボディでこれだけできれば上等でしょう。
ワイドやハイルーフならもっと快適に過ごせます。
しかし維持費や車両価格の面から、これが我が家に最適と思います。
現時点の問題は、すのこベッドの強度が低いようで、寝るとミシミシ言ってます・・・
今後コンパネ等で作り直しの予定です。
また、両サイドのボックスも継ぎ足しだし、
リヤハッチ端部と後席側部分の処理が
全然甘いので、再度作り直したいです。このままかもしれませんが・・・