思い出の113系の続きです。
小学生の頃、母の実家のある新長田まで電車で良く通いました。
それでは、昭和56年頃を想定して回想してみます。
それでは、昭和56年頃を想定して回想してみます。
■実家―宝殿―加古川
実家を自転車で出て、国道2号線を渡ると宝殿駅前の旧街道に出ます。
宝殿駅南には日通の事務所とモルタル造りの旧農協店舗があり、
アールデコ調の意匠が目を引きます。
実家を自転車で出て、国道2号線を渡ると宝殿駅前の旧街道に出ます。
宝殿駅南には日通の事務所とモルタル造りの旧農協店舗があり、
アールデコ調の意匠が目を引きます。
その向かいにある空き地(無料駐輪場?)に自転車を止めます。
空き地は未舗装で、なぜか数台の古い軽自動車が捨てられています。
初代ミニカやホンダN360、マツダB360など、
いずれも既に見かけない車です。
ぎっしぎしに混んだ駐輪場になんとか自転車を止めました。
空き地は未舗装で、なぜか数台の古い軽自動車が捨てられています。
初代ミニカやホンダN360、マツダB360など、
いずれも既に見かけない車です。
ぎっしぎしに混んだ駐輪場になんとか自転車を止めました。
木造駅舎の改札をくぐり、木造こ線橋を渡って上りホームに移ります。
駅舎は建て替え工事中で、
朱色の錆止めが塗られた鉄骨が組み立て工事中です。
駅舎の西には貨物ホームがあり、
黒貨車が数両並んでいます。
貨物ホーム上には荷役用のクレーンが立ち、
そのむこうに赤茶けた駅前の木造家屋の屋根が見えます。
中線の2番ホームには貨物列車が待避しています。
朱色の錆止めが塗られた鉄骨が組み立て工事中です。
駅舎の西には貨物ホームがあり、
黒貨車が数両並んでいます。
貨物ホーム上には荷役用のクレーンが立ち、
そのむこうに赤茶けた駅前の木造家屋の屋根が見えます。
中線の2番ホームには貨物列車が待避しています。
EF65牽引で、次にヨ6000、
その後黒貨車やトラ、大型のワキ8000などが連なっています。
駅西にある住友セメントのホキも連結するようです。
その後黒貨車やトラ、大型のワキ8000などが連なっています。
駅西にある住友セメントのホキも連結するようです。
ホーム北側は一面の田んぼで、加古川バイパスが見えています。
電車が来るまでホームにある木製ベンチで待ちます。
キハ58系急行のみささみまさかが上りホームを通過しました。
キハ58系急行のみささみまさかが上りホームを通過しました。
やってきた電車は113系非冷房車です。
もちろん大目玉のタイプです。
前面の行先方向幕はぶっとい漢字で
「大垣」書かれています。
もちろん大目玉のタイプです。
前面の行先方向幕はぶっとい漢字で
「大垣」書かれています。
宝殿を出発した電車は、すぐに県道高砂北条線の踏切を渡り、
ニッケ専用線跡に併走して東を目指します。
南の家屋には「仁丹」や「リズムミシン」の看板が見えます。
ニッケ専用線跡に併走して東を目指します。
南の家屋には「仁丹」や「リズムミシン」の看板が見えます。
加古川市立川西小学校の円形校舎が見えると、
平津の集落に入ります。
ニッケの煉瓦塀と正門を右に見たら、加古川橋梁への
勾配を上りだします。
やや右にカーブするとニッケ工場内が良く見えます。
専用線跡は全くわかりませんが、
プラットホームのような建物はあります。
平津の集落に入ります。
ニッケの煉瓦塀と正門を右に見たら、加古川橋梁への
勾配を上りだします。
やや右にカーブするとニッケ工場内が良く見えます。
専用線跡は全くわかりませんが、
プラットホームのような建物はあります。
船頭集落の道は煉瓦トンネルでアンダークロスしています。
このトンネル手前左手にある木造2階建て家屋には、
仁丹体温計の看板があります。
煉瓦トンネル右手にはニッケ専用トロッコの橋台が残ります。
このトンネル手前左手にある木造2階建て家屋には、
仁丹体温計の看板があります。
煉瓦トンネル右手にはニッケ専用トロッコの橋台が残ります。
加古川の土手の踏切を渡ると加古川橋梁です。
橋げたは赤色で塗られたデッキガーターです。
橋げたは赤色で塗られたデッキガーターです。
加古川を渡ると、右にニッケ加古川工場、
左にニッケの煉瓦塀で囲われた遊水池?を見て、
すぐに加古川気動車区が見えます。
気動車区内には旧型客車の救援車が停泊しています。
並んでいるキハは全て朱色一色で、ツートンカラーはいません。
左にニッケの煉瓦塀で囲われた遊水池?を見て、
すぐに加古川気動車区が見えます。
気動車区内には旧型客車の救援車が停泊しています。
並んでいるキハは全て朱色一色で、ツートンカラーはいません。
左に農業倉庫があり、青いトラスの県道をアンダークロスして
加古川駅ホームに入ります。
加古川線ホームにはキハ30やキハ20で構成された
列車が停車しています。
加古川駅ホームに入ります。
加古川線ホームにはキハ30やキハ20で構成された
列車が停車しています。
加古川線ホーム北のヤードには、
廃車でしょうか、キハ80系が数量留置されているのが見えます。
廃車でしょうか、キハ80系が数量留置されているのが見えます。
加古川駅は、高砂工場入場車が留置されているので、
ブルトレやキハ10系、旧型客車など、珍しい車輛が
ながめられる楽しい駅でした。(つづく)
ブルトレやキハ10系、旧型客車など、珍しい車輛が
ながめられる楽しい駅でした。(つづく)