レオの趣味生活 加古川ガレージ日誌

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建築業者の決定

我が家を建てるときに、どの業者に建ててもらうか決めるのは、かなり勇気のいることだと思います。
ハウスメーカーなら知り合いに建築事例が多数ありますが、
それ以外はなかなか情報もありません。
金額がハンパないし、スカくらった場合取り返しがつきません。

 

我が家がヤマヒロに決めた理由は、
建物のコンセプトがはっきりしており、ヘンな主張がない点と、
詳細内訳書の提出等、工事金額に詳細な記載があることからでした。

 

おそらく、セキスイやミサワ等の大手ハウスメーカーの標準仕様で
同面積の建物を建てるよりは安いと思います。

 



 



 



 

コンセプトは、建築事例を見ればわかりますが、
主張しすぎない個性がある、
周囲の景観になじむ、
地場の材料を使用し長く使える建物・・・
を目指していると思いました。

 

シンプルで明解な平面プランで、
できるだけ間仕切りを減らし将来への可変性を持たせる、
切り妻、片流れ等の大屋根。
ざっくりしたそとん壁の外壁、ガルバリウム鋼板の軽快な屋根、
そしてOMソーラーシステム。
見付け部材は細く、決してごっつい線は見せない。
タイル外壁等、工業製品的な画一的な材料を用いない。
軒先は低く、屋根も低く、懐かしいような新しいような家。
そして、建物と共存する緑の多い庭。

 

ごく普通の田舎の日本家屋を、
モダンにアレンジしたものと言えばいいでしょうか。



最初の訪問時は冷やかしのつもりでしたが、
後日営業さんより電話があり、
ウチの敷地に合いそうなプラン例があるので、
一度見てほしいとのことでした。

 

休日にモデルハウスに出向きます。
しょーもないありきたりのプランが出てくれば速攻退散です。
職業柄、毎日住宅の図面を見ていますが、
99%は普通の家で、これは!と眼を引くのは本当にごくわずかです。
500軒のうち1軒あるかないかです。
今回も普通のありきたりの図面でしょうか?

 

ところが、我々夫婦は図面を見て驚きました。
非常に完成度の高いプランだったからです。
矩形平面で1階リビング、2階は半分吹き抜けで間仕切りのない子供部屋です。
玄関土間の収納あり、階段下収納あり、
リビングは広く取られ、東からの採光も良い。
特に1階の平面が良く、
階段位置も絶妙で、
このままうちの敷地に使える平面です。
とりあえず一旦帰ります。

 

帰りの車内で奥さんに「あれ、ええよな」と言うと
「私もいいと思った」と言います。
よって設計依頼をすることにしました。

 

再度モデルハウスに出向き、設計部長からヒヤリングを受けます。
家族構成から生活スタイルや趣味のこと、
どのような家にしたいかを聞かれます。
いろいろ話していたら面白くなってきて、
結構長い間話しこみました。

 

2週間後原案が完成。
わくわくしながら見せてもらうと、なかなかいい感じです。
要求事項も満たしています。
パソコンのシュミレーション画面で
内部の疑似体験ができます。
もちらんカラー刷りのA3判図面一式も貰いました。
イメージパースも付属しています。
シンプルな矩形平面ですが、
この形にまとめるのはかなりの苦労があったのではないでしょうか。

 

その後、設計部長より直接説明をしてもらい、
結構きっちりした説明で、詳細な部分についても
明快な説明があったので、安心感がありました。

 

また、作製された内訳書は詳細なものであり、
たとえば内壁などの積算用面積が個別に拾われており、
各工種毎に個別に金額が明記された内容でした。
仕事柄、工事内訳書を作製していた業務経験があり、
納得できる内容で安心できました。
内訳が詳細だから価格が安い、というわけではありませんが、
何をどう拾い出しているのかはわかります。
過去にハウスメーカーで見積もりを取った時は、
木工事 一式 1,000万円
屋根工事 一式 800万円・・・
と、大項目の一式見積もりだけだったので驚いたことがあります。
それが契約用の内訳書になると聞いてさらに驚きました。
ハウスメーカーとの契約はそんな感じなのでしょうか?

 

このような理由で、夫婦ともに意見が一致したので、
消費税増税直前日の9月30日付で契約しました。
契約日は仕事を休み、夫婦でモデルハウスに出向いて行いました。
完成は来年のゴールデンウイーク明けになるようです。

 

これでもう後戻りできません。
前進あるのみです。