加古川町は超地元過ぎて、レトロさをあまり感じてませんでした。
駄菓子菓子!実は死ぬほどレトロな町ですわ。加古川。
高砂もそうですが、加古川の旧宿場町も相当ですよ。
ラビットの修理が終わりましたが、
長男が昨日からクループ熱でぶっ倒れています。
今日は熱下がりましたが、長女は暇やいうので、二人でラビットで散歩に行ってきました。
加古川のレトロ・カオス物件を散策します。
まずは日岡町の某所にある旧日本軍の弾薬貯蔵用地下壕跡から。
加古川北高校付近にある山林の中にあります。
わかりにくいですが、茂みの中に穴が開いています。
これはいつも通る道路のそばに口を開けています。
特殊地下壕ってやつですね。非常に薄気味悪い。
加古川町にあるカオスな建物たち。
この、石を埋め込んだ外壁なんか最高です。
加古川図書館です。
戦前の建築で、三島由紀夫が来たとか。
耐震診断上は間違いなくアウトでしょうし、維持するのは本当に大変だと思いますが、
こんな素晴らしい建築物が残る加古川市はいい!
裏通りの板塀
市場とアーケイド。
加古川町内の銭湯。
営業をやめたのかと一瞬焦りましたが、
まだやってるようで安心しました。
そして、全国的にも超有名なニッケの社宅です。
NHKの朝ドラマッサンにもロケで使われたとか。
学生の時から「ここはすげーとこやな」と思ってましたが、
近年かなりブレイクしているようですね。
これだけの規模の木造長屋が未舗装道路とセットで残ってるのは珍しいです。
高砂のカネカ社宅は消滅してしまいましたし。
ニッケのトロッコ道です。
ここにはかつてトロッコ軌道が敷かれており、国道2号線をアンダークロスしていました。
トロッコは廃コークスや繊維くずを運んでいたとのことです。
私は現役当時を全く知りませんが、
写真等あれば見てみたいものです。
その後、ホーロー看板や古い長屋を眺めます。
カオスやわー。実家から5分の場所にこんな町があるとは。
高校生の時に撮ってればよかったなあ。
その後、なんとラビットがエンスト。
キーをONにしてもチャージランプが点灯しません。
これは絶対バッテリーケーブルの接触不良や。
端子がボロボロに腐食しているのを無理やりつけたからです。
たまたま車載工具を持ち合わせてなかったので、
2号線沿いの激シブなタクシー会社で工具をお借りし、
端子を増し締めして無事復活しました。
やっぱり最低限の工具は持ってないとあきませんね。
タクシー会社のお姉さんありがとうございました。
更に移動し、極めて珍しい透明パウチのボンカレー看板です。
この日も健在で安心。
昭和風味全開の雑貨屋跡に残っています。
できればこの建物ごと買い取って、ラビットいじりに精を出したいところです。
こちらは平荘町にある田園内の石の丘です。
圃場整備の際撤去できなかったようで、
なぜかここだけ石山が残ってます。
はじめは古墳跡かと思ってましたが、どうも自然地形のようです。
向こうには、旧陸軍の射撃場跡に築造された団地が見えています。
軍事施設跡マニアでないですが、
旧日本軍の施設跡には鉄道やトロッコが関連することが多々あり、
そちらにセンサーが反応します。
なお、ここではトロッコ等が存在した記録は無いようです。
射撃場建設時にはトロッコが使用されたと思いますがね。
日も暮れてきたので、田んぼの中で長女とラビットを数枚撮影。
その後、クループ熱で倒れている長男用のお土産を買って、
加古川線日岡駅に寄って、
家まで爆走して帰りました。
40キロほど走りましたが、ラビットは絶好調です。
しかし加古川市レトロさにはシビれます。
もっと地元に目を向けんとあきませんね。